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今月は、来週開催されるフーデックスへの出展をはじめイベントが目白押し。
スケジュール表を見ると頭が痛くなります。
そんな中、無理やり連休を取って山梨にやってきました。
山梨は仕事の関係では、しょっちゅう来ていますが、観光で来るのは本当に久しぶりです。
お昼は甲府駅前の“とんかつ力“ で、名物”鳥もつ煮丼“。
やっぱ、美味しいですね。
武田神社にお参り。ここに来るのは生まれて初めて。
毎週大河ドラマの真田丸を見ているので、なんとなく親近感が沸きます。
今日の泊まりは南アルプスの麓、秘湯西山温泉。奈良時代からあった世界最古の旅館だそうです。「山梨」→「温泉」で検索して、なんとなく予約したのですが、山道の遠いこと、遠いこと。延々と走って、やっと宿に到着。
源泉掛け流しの温泉は、聞きしに勝る良いお湯です。
宿に無理めにお願いしてワインはお持込み。
1本目 中央葡萄酒 グレイス 明野甲州 2014 5,400円
明野農場の垣根栽培の甲州で仕込む、ワイナリー渾身のトップキュヴェ。
これ飲むの2回目ですが、ぐーんとメリハリがハッキリとしてきたように感じます。
見事に美しい酸と、ミネラル感。繊細でいながら、複雑な果実味が組み立てるしっかりとした骨格。すごーーーーーく、美味しいっ!
もうすでに在庫のない最後の一本でした。
もう少し、抜栓待ったほうがよかったかも。
でも、いいや。こんなに美味しかったんだもん。
2本目 プティ・ドメーヌ ルバイヤート 2009 3890円 新入荷
丸藤葡萄酒からリリースされたばかりの、ワイナリーのセカンドキュヴェ。
なぜ、これが、プティなんでしょう?
なぜ、これが、セカンドなんでしょう?
これは、素晴らしいです。実に素晴らしくお見事です。
ワイナリーの自社畑収穫の、メルロー71%、プティヴェルド15%、カベルネソーヴィニヨン14%のブレンド。樽熟成を12ヶ月経たあと、セラーで瓶熟成を重ねて、今回出荷されました。
とにかく素晴らしくバランスよくエレガント。
果実味とタンニンと酸とミネラル感が渾然一体となって、ふくよかなハーモニーを生み出しています。
きれい熟成のニュアンスをともなって、心地よいアフターの余韻が長く続きます。
いや、美味しい、実に見事にすごく美味しい。
これ、どんなに優れた日本ワインと比べても遜色はないと思われます。
このクオリティーをあえて、セカンドにするって、大村さんらしいですね。
ちょっと笑っちゃいました。(失礼。。)
1,517本限定醸造とあります。これは、もっと買っておこう。