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今日は山梨です。
甲府駅に到着。山梨は勝沼とか塩山とか明野とかは、よく訪問していますが、甲府に来るのは久しぶり。
早めに到着したので、まずは甲府駅そばにある老舗ワイナリー、サドヤさんをさっと見学。
おお!いつの間にかこんな素晴らしいシャトーが建ったのですね。
まるで南仏のワイナリーに来たようです。
実に、きれいなワイナリーです。
さて、ここからが本題。
甲府のレストラン“ボンマルシェ”さんで開催される「Roppo甲州ワインタンブラー選考会」にテイスターとしてお招きをいただきました。山梨で作られた和陶器と甲州ワインの相性を探る試飲会です。
光栄にも山梨ワイン会のカリスマ、新田商店の新田さんと、ミルプランタンの五味さんとご一緒です。
主催者のお二人。
左は、ワインコンサルタントの沼田実さん。ワタシとは古―いワインのご縁があります。
右は、山梨在住の陶芸家、“陶ギャラリーRoppo”の田村六鵬さん。今回の器の作者です。
これまでに試作を何度も繰り返し選ばれた最終候補の3つの器で、5種類の甲州ワインを飲み比べます。
器はすべて、轆轤を回して一個一個作られた手作りの作品です。
ワタシ、真剣なテイスティング。
五味さんのテイスティングは、かっこいいなあ。
それぞれ、個性の異なる甲州が、器によってまた違う個性を見せてくれます。
全般に過剰なフェノール系の香りが押さえられ、酸と渋みのバランスがよく取れます。
陶器で甲州、はっきりいって有りですね。
そういえば、もともと山梨では、甲州ワインは湯呑み茶碗で飲むものでした。
器に歴史ありです。
侃侃諤諤の白熱した議論を経て、最終的に選ばれたのはこの器。
手作りの器のため月産200個が限界だそうで、発売は来年4月頃の見込みだそうです。
予定販売価格は、3500円。価格的にも有りですね。
カーヴドリラックスでも、お取り扱いをさせていただくことになりました。
楽しみです。
本日は、貴重な試飲会にお招きいただきありがとうございました。
帰りのスーパーあずさで、マスカットベリーA。
ワタシ、おつかれさまでした。