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南アフリカ滞在5日目。
ステレンボッシュのメインストリートは、洗練されたヨーロッパの街並みを思わせます。
11年前と比べると、驚くほどお洒落なカフェやレストランに、スタイリッシュなお店が軒を連ねます。
さて、今日は内陸部のフランシュフックに足を伸ばします。
17世紀にフランスを追われたユグノー教徒が作った町で、南アフリカのワイン造りはこの町の住人から始まったそうです。
メインストリートにはお洒落なショップが並びます。
ワインショップで、お勧めのレストランを尋ねると、「ラ・ブルゴーニュ」というブティックワイナリーのガーデンレストランを勧められました。
ブルゴーニュ?、いいじゃない。
ここからどれくらいかかるか尋ねると、5分くらいとのこと。
地図を書いてもらい、「ブルゴーニュ」を目指します。
おかしいです。街を離れて行けども行けども、何もありません。
ブドウ畑と、山並みしかありません。
飲食店はありません。
どうやら、5分というのは徒歩ではなくて、車で5分だったようです。
引き返そうかとも思ったのですが、えーい、歩いてやれ! と気を取り直し、36度の炎天下の道を進みます。
飲食店を探してひたすら歩く。
ほとんど、帰れマンデーのサンドイッチマンです。
歩くこと30分。やっとブルゴーニュに到着。
ワイナリーの売店とレストランのみでしか販売していない小さなワイナリーです。
トータルで2万本くらいの生産量みたい。日本でも小さいほうですね。
ガーデンレストランは、ものすごくお洒落。
ワインも料理も、とても自然で、かつ洗練されていて、見事に美味しい!
素晴らしいランチタイム。苦労して3キロの道のりを歩いてきた甲斐がありました。
セラードアでワインを購入して、ステレンボッシュに戻ります。
ハンスのおウチのプールでひと泳ぎ。
チカちゃんのお散歩におつきあい。
スタークコンデの池には、錦鯉がたくさんいます。
さて、今日の夕食はハンスのおウチのメインダイニングで焼き肉パーティー。
これ、みどりさんのスペシャリテです。
でらうま。
昨日のお金持ちのプライヴェートなワインイベントの残りという、ボルドーのグランヴァンもいただきます。
でもやっぱり、ここではスタークコンデです。
南アフリカのトップワインのすばらしさを実感しました。
ふうっ。なんだか夢の中にいるような毎日が続きます。