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過酷なポルトガル・ワインツアーも3日目に突入。
午前中は、ダンワイン委員会の本部を訪問しました。
ダンの中心都市、ビゼウにある歴史的建造物がワイン委員会の本部になっています。
この場所にダンの4つのワイナリーが集まって、ワインテイスティングです。
書くのが大変なので、それぞれのワインの構評は割愛しましょう。
一言で言うと、ワインはいろいろ。
ワイナリーもいろいろでした。
ランチもダン委員会のダイニングルームでご馳走になります。
こちらも地元の郷土料理をブッフェスタイルで。
ポルトガル料理は、本当に美味しいです。
日本人にとっては、全くストレスがない味わい。
毎日でも大丈夫です。
必ず美味しいデザートとフルーツが最後に出てくるのは危険ではありますが。。。
午後は、ダンをあとにして大西洋岸のバイラーダに向かいます。
1時間ちょっとのドライブで、地域を代表するワイナリー、ルイス・パトに到着。
今回のポルトガルツアーで、個人的にはいちばん楽しみにしていたポルトガルを代表する銘醸ワイナリーです。
オーナーのルイス・パト氏が直々のお出迎え。
いきなりオーナーみずから出てくるとは予想していなかったので驚きました。
パトさんの案内で、ブドウ畑とセラーを見学します。
有機栽培で管理された素晴らしい葡萄園です。
あ、ガチョウの赤ちゃんがいる!
超カワイイ!
パトさんは、無名の産地に過ぎなかったバイラーダを、これまた無名のローカル品種に過ぎなかったバガ種を使って独学で試行錯誤を重ね、わずか 30年ほどでバイラーダを世界の銘醸産地に育てあげたポルトガルワイン界のレジェンドです。
レジェンドが目の前にいます。
はじめは緊張しましたが、パトさん、ラテン系のノリの陽気で気さくな方です。
どんな質問にも、ていねいに答えてくれます。
本当に気さくな方です。
ブドウ栽培とワイン造りへの並外れた情熱を感じます。
サービス精神も並外れています。
サービス精神だけなら、ワタクシも。
要は、笑いがとりたい?
サービス精神は、テイスティングでもいかんなく発揮されます。
白ワインはもちろん、赤ワインもアルコール度数は決して13%を超えない冷涼なスタイル。
自然でエレガントな果実の風味と酸、豊かなミネラル感があふれる素晴らしいワインです。
バガから造られた瓶内二次発酵のスパークリングワインは、飛び抜けたクオリティー。
2013年と2000年のバガから造られたトップキュヴェは、まさに驚愕の味わい。
このフレーズ久しぶり、でも本当に驚きました。
バガ種が、ピノノワール、ネビオーロと同じ先祖を持つということが、はっきりとわかりました。
貴重なテイスティング、ありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
ディナーもワイナリーのダイニングで。
すべてのワインをパトさん自ら全員にサービスします。
メインは郷土の名物料理、仔豚の丸焼き。
人生今まで食べてきた豚肉料理の中でいちばん美味しかったです。これは絶品と言っても過言ではないです。
その後もサプライズのワインが続きましたが、この日記ではキリがないので割愛します。
パトさん、最後の最後まであふれるホスピタリティーで私達をもてなして下さいました。
凄いなー、凄いなー。
今日も長い1日でしたが、人生の中で忘れられない1日になりました。
久しぶりにワインで感動しました。
長いディナー終了後、約2時間かけて今夜の宿泊先のリスボンに移動。
ホテルについたのは、真夜中の12時前。
お疲れさまです。
May 23
It was the third day of our grueling wine tour.
At first, we went to the head office of Vinhos Dao Wines.
The four wineries in Dao waited for us to serve a wine tasting
There were a lot of kinds of Dao wines.
We were educated very much.
Then we had a lunch at the dining room of the office, which was a converted historic building.
We enjoyed very much for the local Portuguese foods in Dao.
The taste was very good for our Japanese.
After the lunch, we moved to Bairrada with 1 hour 30 minutes’ drive and visited to Luis Pato, the top winery in this area.
Personally, I expected most to visit this famous winery in this tour.
Mr. Luis Pato welcomed us and guided us to the vineyard and cellar.
I was surprised that the famous Luis Pato guided us by himself.
He is a legend of Portuguese wine.
He has grown Bairrada as a world well-known fine wine by using Baga, which was a nameless grape variety before.
The legend was at the front by me.
I got nervous at first but he has very frank personality.
He answered our any question in careful.
He has a big service mindedness.
He has a huge service mindedness.
Is it too much?
I felt a big, very big, a lot of passion for wine of him.
The tasting was served by Mr. Pato himself.
I was moved a lot by tasting outstandingly fine his wines.
Especially, old vintage red wines made from Baga were amazingly.
The elegance of the wines was super outstanding.
Everybody in this tour felt the same feeling of mine.
Then we had an excellent dinner at the dinning of the winery.
I was amazed again because all of the wines at the dinner were served by Mr. Pato himself.
A roasted baby pig!!
All of us enjoyed the fabulous dinner tonight.
Thank you so much for Mr. Pato.
It was a dreaming dinner for us.
I never forget the marvelous visit here tonight.