7/28 (その1)
北海道2日目。
今日は、エチエンヌと空知のワイナリーと葡萄園を訪問します。
まずは、ブルースの岩見沢10Rワイナリー。
今日は同行者がさらに増えて、ニセコの KAMIMURA の上村シェフ。
長年、シドニー・テツヤのシェフの片腕として活躍した料理人。
いまは出身地・北海道に戻って、ニセコで予約の取れないことで有名なレストランを経営しています。
ドメーヌ・イレンカの永井さん、10Rワイナリーのすぐ近くでブドウを栽培しています。
彼女はフランス語ペラペラ。助かります。
もう一人は、わが有楽町ワイン倶楽部のソムリエ、田村さん。
彼は岩見沢の出身で、たまたま夏休みの一時帰省中。今日の訪問に同行することになりました。
ブルースのワイナリーは、自分自身のワイン造りを行うほかに、
ご近所のブドウ栽培者がそいれぞれのブドウをここに持ち込み、自分のワインを造る委託醸造所としての機能を持ちます。
昨年は14栽培者のブドウ、全部で50トンを仕込んだそうです。すごい。
ブルースと奥様の亮子さん、愛犬ゆずちゃんが、我々を熱烈歓迎。
ピノノワールの畑では、エチエンヌに語るブルースの話が熱を帯び、語る、語る、語る、語る、語る。。。
ワタシは全く話に入れません。気が付けば、予定の時間をすでに大幅に超過しています。
やっとのことでセラーに戻って、貴重なシャルドネ・ピノノワールを中心にタンクと樽から試飲します。
ここでも、ブルース、語る、語る、語る、語る、語る、語る。。。
エチエンヌの質問も熱を帯びます。
今日はこのあと3つの訪問先が残っているので、ワタシは気が気ではありません。
結局、予定の訪問時間を2時間オーバーして、最初の訪問先10Rワイナリーを後にします。
ブルースさん、亮子さん、ありがとうございました。
皆さん、すでにお疲れさまです。
さて、2軒目の訪問先は、岩見沢の中澤ヴィンヤード。
予定時間の大幅な遅れをお詫びすると、「いえ、ブルースのことなので、そんなもんだと思ってました。」とのこと。
ああ、いつもそうなのね。
早速ブドウ畑を案内いただきます。
きびしい気候の中で実践する中澤さんのオーガニックのブドウ畑にエチエンヌは興味津々。
突っ込んだブドウ栽培の話のやりとりに熱が帯びます。
永井さんが通訳してくださって本当に助かりました。
で、なんと中澤さん、もう無いはずの栗沢ブランを我々のために特別に抜栓してくださいました。
おお! おお! おお! ながしま!
一同、その研ぎ澄まされた味わいにうっとり。
今日のブドウ畑、かなり暑かったので良く冷えた栗沢ブランは格別でした。
中澤さん、ありがとうございます。
とても勉強になりました。
>>7月28日は、その2に続く。