白鶴酒造 × 神戸ワインのキックオフ会

4/13

関西3日目、本日は今回出張のハイライトです。

 

 

まず、灘の白鶴酒造の本社・工場へ伺いました。

 

 

 

 

簡単なミーティング後、資料館を見学。

大正時代に建てられた酒蔵です。

 

 

 

 

震災で大きな被害を受けたものの多大な努力のもとに修復して資料館として活躍しています。

 

 

 

 

大きな蔵ですね。

これまでに数えきれないほどの酒蔵を見学してきましたが、この時代の蔵としては最も大きな建屋です。

興味深い展示品の数々ですが、時間がないのでさっと見学。

 

 

 

 

灘をあとに六甲山を越え、押部谷町の神戸ワイナリーにやってきました。

 

 

 

1979年に設立された神戸市を母体とする公社が運営するワイナリー。

 

 

 

 

設立以来、一貫して神戸産のブドウだけでワインを仕込んでいます。

ワイナリーの敷地内にある2haの自家圃場と、平野町と大沢町に合わせて30ha超の契約圃場をもつ日本有数の規模を誇るワイナリーです。

 

 

 

 

今回、神戸つながりで白鶴酒造と神戸ワインがコラボして、清酒の技術者がワインを造ってみよう! というプロジェクトが生まれました。

 

 

 

 

ご縁があって、なんとワタシがコンサルタントとしてこの企画に参加することになったのです。

今日はそのプロジェクトのキックオフ会。

 

 

 

 

まずは、神戸ワインの栽培担当の山口さんが神戸ワインの概要をプレゼンテーション。

 

 

 

 

その後自家圃場に移動して、今回のプロジェクトのブドウを収穫する樹を選定。

 

 

 

ワタシのブドウも決まりましたよ。樹齢30年超えのカベルネ・ソーヴィニヨンです。

 

 

 

 

土壌改良のため、貝殻の粉を畑に撒きます。

 

 

 

紺のブレザーが真っ白になりました。

 

 

 

 

その後、平野町の契約圃場に移動して、契約農家の団体のひとつ印路生産者組合の代表理事、萩原さんからブドウ畑を案内いただきます。

 

 

 

 

うーむ、広い。ここだけでも10ha 近くの畑があって、しかも樹齢の高い樹がゴロゴロしています。

 

 

 

 

さたには広大な畑の向こうには、第3新東京市のような神戸市の高層タワーがニョキニョキ建っています。(画像ではわかりにくいですが。。)

 

 

 

 

畑はすべて短梢の垣根仕立てですね。

この広大な斜面にある見事に管理されたブドウ畑をたったの8名で栽培しているそうです。

驚きです!

 

 

 

 

いろいろと興味深いお話を伺いました。

萩原さん、ありがとうございます!

 

 

 

 

その後、ワイナリーに戻って神戸ワインのテイスティング。

神戸ワインのクオリティーは、近年めきめきと上昇しています。

 

 

 

 

特にフラッグシップのベネディクションは、神戸のテロワールをしっかりと表現した実に良いワインだと思いました。

 

 

 

 

最後に、白鶴酒造・生産本部長の櫻井さん、神戸ワイナリー・理事長の大崎さんをはじめ、今回のプロジェクトのスタッフ揃って記念撮影。

 

 

 

今年の収穫からワインが生まれる予定です。

楽しみです。実に楽しみです。

皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

個人的には、白鶴の大吟醸酵母で仕込んだワインが飲みたいかな? なんて無責任なことを考えています。

 

 

 

 

新神戸駅から、新幹線で帰路につきました。

車内で柿の葉寿司にあわせて、白鶴酒造が輸入するチリワイン“ミシオネス デ レンゴ ロゼ”を飲みました。

 

 

 

 

ワインコンクール「第8回 サクラアワード2021」で最高位の「ダイヤモンド・トロフィー」を獲得したワインです。

華やかでピュアでとても親しみやすい味わいのロゼワイン。

あんまり美味しくってあっという間に飲んじゃいました。

 

 

車内販売でビールでも飲もうかと思ったら、19時以降お酒の販売はないそうです。

ま、飲みすぎなくてかえって良かったですね。

 

 

関西出張最終日、長い一日おつかれさまでした。

 

 

Apr. 13

It was the third day in Kansai.

 

At first, I visited to Hakutsuru, which is the largest sake brewery, in Nada Kobe.

After I had a meeting with board member, I saw their sake museum.

The old building use to be a sake cellar, which was one the largest sake cellar in Japan 100 years ago.

 

I was interested in the old sake making.

 

 

Then I went to Kobe Winery with stuff of Hakutsuru.

I participated in the kickoff meeting of Kobe Winery and Hakutsuru collaboration project.

The theme is that sake brewers try to grow grape vines and produce wine.

I was brought on the member of the project as consultant.

 

 

We had a lecture about Kobe Winery at first.

The winery is established in 1979, owned by Kobe City

They produce about 360,000 bottles of wine from their estate vineyards, about 40ha, in Kobe.

They grow Cabernet Sauvignon, Merlot, Chardonnay, Shinano Riesling, etc.

Benediction Rouge, the top cuvee of the winery, was served to the dinner party of G20 Summit Osaka 2019.

 

 

Then we chose the grape vines for the project at their Cabernet Sauvignon vineyard.

We put the oyster shell powder on the vineyard.

I became white.

 

 

Then we moved to Chardonnay vineyards and chose grape vines, too.

We had a lecture from Mr. Hagiwara, who is a master grape grower.

I was surprised at seeing a lot of old vines are very well organized.

Also I got a wonderful view from the vineyards.

 

 

Then we went back to the cellar and had a tasting party of Kobe wine.

Every wine was very interesting, especially I admired the quality of Benediction Rouge and Blanc.

 

 

I enjoyed the kickoff event today.

I am looking forward to joining in the project very much.

 

 

Thank you very much!

 

 

I took a Shinkansen Train from Shin-Kobe and went back home.

I tasted a bottle of Misiones d Rengo rose imported by Hakutsuru and Kakinoha Sushi on the train.

They were very nice.

 

Very good job!