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お料理当番、今日は大漁。
新鮮な長崎産天然真鯛、トビウオ、真鯵、スルメイカをゲット。
捌くの結構たいへんでしたが、なんとか上手くいきました。
で、当然、手巻き寿司。
でら、でら、うま。
1本目 旭洋酒 千野甲州 2014
ソレイユワインの甲州のトップキュヴェ。
一文字短梢栽培のパイオニアである小川孝郎氏が、塩山千野のヤマヂ農園で栽培した甲州種をフレンチオークで樽発酵させています。
ステンレスタンクで発酵させた甲州を樽貯蔵すると、しばしば樽負けすることが多いのですが、これはブドウの凄みを感じます。
まずは溌剌とした酸、あとからフルーツバスケット。樽のニュアンスは直接的には感じられません。ただ、このしっかりとしたボディとヴォリューム感は樽発酵ならではのものでしょうか?
いや、とにかく美味しい。
これワイングラスより、Roppo甲州ワインタンブラーで飲む方がワタシは好きでした。
2本目 キザン ファミリーリザーブ 2013
今日は赤も塩山。
メルロー60%とブラッククイーン40%で仕込まれています。
はじめ、お約束の還元的ニュアンス。すぐに還元臭がなくなると、赤い果実味が爆発。
メルロー由来の甘い果実味、なめらかなタンニンと、ブラッククイーンの存在感あふれる酸。おいしいです。実に美味しいです。
これ飲むほどに、だんだんと色々複雑な表情を見せてくれます。
キザンは、実に、本当に良いワインですねー。