神戸ワイン・プロジェクト2

5/17

朝起きると神戸は大雨。

 

 

 

 

今日は午後から、神戸ワインの圃場で作業が予定されていますが、こんな雨の中出来るのかな?

 

 

 

 

と思いつつもワイナリーに到着。

醸造長の安居さんの案内でセラーを見学します。

 

 

 

 

最大時、年に1500トンのブドウを醸造してたとあって大きなタンクがゴロゴロしています。

最近は小さなタンクでの少量仕込みが増えているそうです。

 

 

 

 

お昼過ぎに雨があがりました。

 

 

 

 

今日はワタシがコンサルタントとして参加している白鶴酒造のワインプロジェクトの定例会。

自家圃場のカベルネ・ソーヴィニヨンの芽かきと枝の誘因作業を行います。

栽培担当の山口さんの指導の下、みんなで畑作業です。

 

 

 

 

白鶴酒造のプロジェクト・スタッフの方々は、管理職、営業職、マーケティング、広報、研究職と色々な部署から選抜されています。

 

 

 

 

 

 

ワタシも含めて皆、ブドウ畑の作業は素人です。

 

 

 

 

慣れてくると結構楽しいです。

 

 

 

 

 

最後は、なんとか形になったようです。

 

 

 

 

自園圃場から印路地区の契約農場に移動します。

 

 

 

 

いつもながら、この広大な規模感がすごいです。

ここは本当に日本なのか?神戸市なのか?

 

 

 

 

白鶴酒造のシャルドネは、病気もなく健全にすくすく育っています。

 

 

 

 

次回の作業は、6月の第二週を予定しています。

さて、最後はワイナリーに戻ってワインテイスティングです。

 

 

 

 

今日はスパークリングワインを試飲します。

神戸ワインの泡を飲むのは初めてです。

 

 

ガス注入式の通常のスパークリングワインは、なかなかの美味しさ。

これ、日本ワインで人気の泡、都農ワインキャンベルアーリー、丹波ワインの播磨シャルドネ、高畠ワインの嘉シャルドネに負けないレベルですね。

 

 

ほかに、「ふわり」という瓶内二次発酵の赤と白もあります。

へえ?神戸ワインにそんなのがあったんですね。

 

 

 

 

聞けば、現在函館で“農楽蔵”を作る佐々木佳津子さんが、神戸ワインで醸造を担当しているときに始めたシリーズだそうです。

今日試飲した2013年に仕込みをしたのを最後に、現在は製造していないそうです。

 

 

 

 

で、この「ふわり」、驚愕の2本。

白はシャルドネが主体、赤はカベルネ・ソーヴィニヨンが主体。

どちらも瓶内二次発酵後、デゴルジュマンなしで王冠のまま販売していたそうです。

 

 

 

 

そのためワインには濁りがありますが、味わいは至って極めて、ピュアなブドウの風味があふれます。

酵母のニュアンスを強く感じますが、それも香ばしくて心地がよい。

試しにボトルの底のオリの部分を飲んでみたら、これはブドウの凝縮した旨味がいっぱいです。

赤は神戸ワインのカベルネの特徴だと思う、ちょっとチリチリした感じが泡の感触とぴたりとマッチ。

得もいわれぬ自然観とエレガンスを感じます。

 

 

 

 

 

これは凄い、日本のトップレベルのスパークリングワインで間違いなしです。

8年の熟成をセラーで経ているというのもまた凄いです。

 

 

 

 

セラーの在庫はあとわずか。

残念ながら現在は非売品の扱いだそうですが、何かの機会に限定で販売する可能性もあるそうです。

 

 

さてさて、無事に本日のプログラムが終了。

 

 

 

 

東京へ戻ります。

 

 

 

 

現在、駅の売店、車内販売でもお酒の販売が中止となっています。

新幹線で飲もうと、ワイナリーからお土産にいただいたベネティクシオンをペットボトルに詰め替えます。

 

 

 

 

柿の葉すしと神戸ワイン。

 

 

 

 

これまた、とても美味しかったです。

今日も一日、おつかれさまでした。

 

 

 

May 17

It was a heavy rainy day in Kobe in the morning.

 

I would have a vineyard work at Kobe Wine today.

 

I was wondering if I can did it.

However, I visited to the winery.

 

It was the second event of the Hakutsuru sake brewery and Kobe Wine joint project.

 

I saw the big cellar at first.

 

Then I joined to the vineyard work at the estate farm with the project members of Hakutsuru.

 

The members are selected from various sections, sales, marketing, D&R, accounting,PR, etc.

 

All of us were at the first time to work at the vineyard.

It was not so easy but interesting.

 

We might do a good job.

 

Then we moved Inji vineyards and checked our Chardonnay vines.

 

All of the vine were very fine now.

 

 

Then we went back to the winery and had a wine tasting.

 

We tasted five sparkling wines made by Kobe Wine.

 

I was so impressed in all of the wines quality.

They were very nice.

 

Especially, Fuwari white and red made by the traditional method were great.

I thought they are one of the top class sparkling wines in Japan.

 

I think we did a good job.

 

Then I went back to Tokyo.

 

 

I tasted sushi and Kobe wine on the Shinkansen train as usual.

 

They were nice!