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この秋、東京多摩地区で初めてのワイナリーとして始動する(株) ヴィンヤード多摩、 ”かーさ のらぼうな”のプライベートなお披露目の会にお招きをいただきました。
ワイナリーの経営とワインの醸造に携わるのは、旧知のワインコンサルタントの沼田 実さんです。
ワイナリーは圏央道・あきるのICのすぐそばの秋川沿いにあります。
川を挟んだ向かい側には、東京サマーランドがすぐそば。
ワイナリー訪問視察団は、やはり古くからのワインのお仲間たち。
濃いメンバーです。
元は資材用の倉庫だった建屋を改造したとは思えぬ立派なセラーに、ぴかぴかの醸造設備がところ狭しと並びます。
こんな本格派のワイナリーだったとは想像していなかったのでびっくりです。
醸造免許がおり次第、2018年ヴィンテージの仕込みが始まるそうです。
セラーの次は、葡萄畑の視察です。
ワイナリーから車で5分程度、秋川沿いの段丘に葡萄園が広がります。
おお!こちらも本格派。
なんと! 栽培しているブドウは山ソーヴィニヨン!!!
カベルネソーヴィニヨンと日本の山ブドウの交配種です。
すでにブドウはたわわに実っています。
粒が小さく実がぎっしり。
こんな小粒の山ソーを見たのは初めてです。
ブドウの房はカベルネソーヴィニヨンにそっくり瓜二つ。
一粒つまんでみましたが、すでに充分な糖度がのっていて酸味は穏やか。
いや、沼田さん、これいいんじゃない?すごーく、いいんじゃない?
今年は約1トンのブドウの収穫が見込まれているとのこと。
“かーさ のらぼうな“ では、今年はこの東京産の自家収穫のブドウのほか、塩尻と栃木の契約農家のブドウから5種類のワインと、やはり塩尻の農家のリンゴからシードルを造る予定だそうです。
いやいや、これは本当に楽しみですね。
“かーさ のらぼうな”の視察の後は、地元拝島のフレンチ “テートアテート”さんで、一人一本ワイン持ち寄りのワイン会。
本日の目玉は、栃木の増子さんのセラーで先行醸造した塩尻産のナイヤガラ。
きれいに澄んだ果実味と伸びる酸、これがラブルスカとは思えません。
このナイヤガラがスパークリングワインになるそうです。
うーん、楽しみ。
このメンバーが集まってアルコールが入ると、ヤバすぎる業界ネタが大噴出。
いや。いや。いや。
みんなよく喋るのですが、みんな自分が話したいことを勝手にしゃべり続けているので会話になりません。
それでも楽しいから不思議ですねー。
テートアテートさんのお料理はどれも本格的なフレンチ・ビストロ料理。
拝島にこんな素敵なお店があるとは驚きです。(失礼。。)
テートアテートのシェフ&オーナーと、地元にできるワイナリーの沼田さん、沼田さんのアシスタントの笹原さんと記念撮影。
テートアテートさんに地元産のワインが並ぶ日も近そうです。
今日は貴重な機会をいただきありがとうございます。
いろいろな気づきもありました。勉強になりました。
皆さん、お疲れさまでした。
また、たまには、多摩に集まりましょう!
Sep. 2
I joined to an unveil tour of Casa Norabona – Vineyards Tama in Akikawa Tokyo.
It will be opening soon as the first winery in Tama Tokyo.
Mr. Numata, the winemaker of the winery, invited us, who are old wine friends of mine.
The winery located near Akikawa I.C. of Ken-O Freeway and Tokyo Summer Land.
We were surprised at seeing the new and excellent facilities at the cellar.
It will working soon with the new grapes in this year.
Then we moved to the vineyard near by the cellar.
We were surprised at seeing the very well-organized vines, too.
They grow Yama-Sauvignon, which is the Japanese hybrid grape born from Cabernet Sauvignon and Yamabudo.
I tasted a grape and was surprised again at the sweet taste.
I am really looking forward to tasting the wine made from the grapes.
Casa Norabona will produce their first vintage by the grapes from estate vineyards and some grapes from the other farmers.
Then we moved to Tate a Tate, a French restaurant near the winery, and had a nice wine dinner.
We brought one bottle of our recommend wines to the restaurant.
We enjoyed very nice dishes, very fine wines and very nice talking.
It was a wonderful night.
Thank you very much for Mr. Numata.
Very good job!