6/25
早くも、ラングドック4日目。
朝早く、サンシニアン地区のロックブルン村に向かいます。
ここ、魔女の宅急便の村みたい。どっかから、キキがでてきそう。
この村の栽培者協同組合、カーヴドロックブルンに地域の9つのワイナリーが集まり、試飲商談会の始まりです。
一つ一つの生産者と向き合って、彼らの目のプレッシャーを感じながら試飲をして、コメントをするのは大仕事。
ここだけで30種類以上のワインを試飲します。
ここでも生産者とのコミュニケーションで威力を発揮したのが自撮棒。
通称「チャイニーズ・スティック」。
セルフィーは、ラングドックでも当たり前だそうですが、みな自撮棒を見るのは初めて。
カメラを向けるとみんな大笑い。気難しそうなオヤジも破顔。
一気に空気が和みます。
いいぞ、アジアン・テクノロジー。
なんとか試飲を終えて、魔女宅村にあるお洒落なレストラン ”ル プティ ニース” でランチです。
美しい渓谷を見下ろす景色が素晴らしい。
サンシニアン・ワイン委員会のネリ・ベロ委員長が同席します。
ワタシは、地元野菜のサラダ、マグレ ド カナールに、フロマージュをいただきました。
ここ、料理も素晴らしい。
試飲で残ったワインと楽しみます。
うーん、おいしい。やっぱ、ワインは料理があって、なんぼですね。
ランチのあとは、サンシニアン地区のブドウ畑と土壌の視察。
この地区の大半は、ユニークな砂岩の土壌で形成されているそうです。
そのため、独特なテロワールが生まれているとのこと。
何層にも重なった柔らかい石。温度と水分をためる性質があるそうです。
なるほど、なるほど。
さて、サンシニアンをあとにして、我々ご一行は地中海の干潟にある古い歴史の港町
メーズのホテルにチェックイン。
なんと美しい場所でしょう。
150% リゾートホテル。
ワタシたちは、荷物をおろすとすぐに次の試飲会場に移動です。
ラングドックAOC 委員会の本部があるシャトーラングドックで試飲商談会です。
専務理事のジェローム・ヴィラレ さんが出迎えてくれました。
時刻はすでに夕方5時近く。
コトードラングドック地区9つのワイナリーが、われわれの到着を今か今か、持っていました。
一つ一つの生産者と向き合って、彼らの目のプレッシャーを感じながら試飲をして、コメントをするのは大仕事。
ここだけで30種類以上のワインを試飲します。
気力を振り絞って、集中力を呼び戻し、生産者と向かい合います。
これは、トライアスロンですね。ワイン試飲の鉄人レース。
ここでも自撮棒は頑張ります。
一緒に写真を撮ると、張り詰めた空気が一気に和みます。
いいぞ、自撮棒! 頑張れ、自撮棒。
この自撮棒、グリップカラーがピンクなのですが、イベント主催者CIVLのテーマカラーが、なんとピンク。
あ、そっか、ロゼワインなんですね。
これまた、見事にはまりました。
やはりワタシは、何か持ってますね)。。。(?)
全員何とか無事に試飲を終えて、移動の車の中でも自撮棒。
今夜のディナーは、ヨットハーバーに面したお洒落なビストロ。
ワタシはトマトと山羊のチーズのスープと、
黒鯛のソテーを頂きました。
大変、美味しゅうございました。試飲会から持ち込んだワインと、とてもよく合いました。
地元の料理には、地元のワイン。まさにセオリー通りです。
さて、ここでも注目は自撮棒。
普段ちょっと怖い感じの美女、CIVLのエステルも大はしゃぎ。
回り中のお客さんも大注目。
いいぞ自撮棒、君は頑張った。。