なんたる偶然

5/22

ポルトガル2日目。

 

ワイナリーでの朝食後、ドウロ川を上流へとさかのぼります。

 

 

川の両岸の急斜面に、これでもかっ!とブドウ畑が続きます。

 

 

いやいや、本当に凄いです。。

 

 

かつてポートの積み出し港として栄えたピニャオンを越えて、さらに山を登ります。

 

 

半端じゃない山ワインの急峻に、まだまだブドウ畑が続きます。

 

 

もう信じられない。もう本当に凄まじい。

30分ほど山を登ると、突然高原の景色が広がり今日最初の訪問先、シークレット・ワイン・スポットに到着しました。

 

 

オーナーのルイさんが、出迎えてくれました。

 

 

ワインコンサルタントとして成功をおさめ、10年ほど前にこの贅沢なワイナリーを持つにいたったそうです。

 

 

テラスの前には素晴らしい景色が広がります。

 

 

 

モダンなセラーを見学後、ワインテイスティング。

 

 

 

ワインのスタイルも、自然で繊細なブドウの風味を丁寧に引き出したモダンなスタイル。

 

 

ワタシがドウロのワインは、濃厚でアルコール度数の高いと勝手に思い込んでいたスタイルとは全く違います。

 

 

うーむ。

 

 

ランチは、テラスで素晴らしい景色をみながら。

 

 

ワイン談義がはずみ、話題が南アフリカワインになったところで、ビックサプライズ!

 

 

 

ルイさん、なんとスターク・コンデ、パンゴリンの大ボス、ハンスさんのお友達でした。

 

 

びっくりです。

 

 

ワインの世界は狭いですねー。

 

 

 

 

午後の訪問先は、ドウロ川に戻ってポルトガル最大のワイナリー、ソグラペ社か所有する

ワイナリー、キンタ・ド・セイショ です。

 

 

アジア地区担当マネージャーのミグエルさんがお出迎え。

 

 

丘の上から見下ろすドウロ川は、これまた絶景。

お取引の関係で、ミグエルとは旧知が関係。

久しぶり、っていうか、今日彼がここにいるとは知らなかったので、これまた驚きました。

 

 

ここはポートの名門サンデマンの創業に関わる古いワイナリー。

セラーの案内もマント姿のイケメンです。

 

 

 

さすがの設備。

 

 

お金がかかっていますねー。

 

 

セラー見学のあとは、テイスティング。

 

 

ソグラペ社の地域別のワインを醸造責任者(すごく偉い人)、アントニアオ・ブラガ氏のリードで試飲します。

さすがは、ソグラペ。

 

 

おかしなワインはありません、っていうかとても美味いです。

 

 

さらに、ヴーニョ・ヴエルデから二つのワイナリーが加わって、さらにテイスティング。

なんか、ファンキーなお姉さんがいます。

 

 

鼻ピアスしてますね。

 

 

ワインのラベルもファンキーです。

ペッソーアという新しく出来たばかりのワイナリーだそうです。

ヴーニョ・ヴエルデとドウロの二ヵ所にレンタルでセラーを借りてワインを作っているそうです。

 

 

彼女はソムリエで、ワインメーカーのダンナさんはポルトガル人とドイツ人のハーフだそうです。

 

 

 

え? ちょっと待って。

 

それ、まさか、もしやと思うけどそれってもしかして、ジョージじゃない?

ダンナ、南アフリカのワイナリーで働いてなかった?

ええ、そうよ。私たち、最近結婚してワイナリー始めたのよ。。

 

ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひええええええーーー!!!!!

 

 

 

 

その、ジョージよく知ってます。

パンゴリンのホセの友達でパンゴリンつくるの手伝ってましたよ。

あなたの前の奥さんは日本人で、我が家にも泊まったことあるんですよ。あなたの前じゃ、言えないけど。

 

 

香水と刺青と鼻ピアス、凄いですね。あなたの前じゃ、言えないけど。

またまたまた、なんという偶然。ワインの世界は狭すぎ。

で、ペッソーアのワインは、皆とても美味しいです。さすがパンゴリンを手伝っていただけのことはあります。

これ、買いかも?

世の中、こんな偶然ってあるんでしょうか?

 

 

 

デイナーは、ワイナリーのテラスでブッフェ。

サラダとハムをメインにしたブッフェの食事は本当に助かります。

 

 

日本人は、重いコース料理より、こっちの方がうれしいって知ってるようです。

 

 

 

ファンキーなお姉さんは、リビアさんというブラジル出身のソムリエで、ポルトガル人初のマスターオブワインを目指して頑張っているんだそうです。

 

 

ひえー!

レストランで働いているときにジョージと出会って、強引に求愛されたらしいです。

 

 

何はともあれ盛りだくさんの一日でした。

ホテル到着は、午後11時ちょっと前。

皆さん、おつかれさまでした。

ワタシ、おつかれさまでした。

 

 

May 22

It was the second day in Portugal.

After a breakfast at the winery, we drove up the Douro liver.

There are so many vineyards at the unbelievably steep hillsides.

It is really amazing.

After we left from Douro liver side road, we climbed up mountain road for about 30 minutes.

Finally, we arrived at Secret Point Wines, a up-and-coming modern winery.

Mr. Rui Walter, the owner of the winery, welcomed us.

After his big success as a wine consultant, he got his own winery.

What a beautiful view is this! 

We were guided to the modern cellar.

Then we had a wine tasting.

Every wine was very natural and elegant.

They were quite different from the old style Douro wine, which was dark and full-bodied.

Very tasty!

After the tasting, we had a nice buffet lunch at the terrace of the winery.

I enjoyed a wine talk with Rui.

Then I was surprised very much because he is  a friend of Hans, who is the big boss of the winery of Pangolin in South Africa and a real friend of mine.

What a small world is this!

Then we drove down the mountain and went back to the Douro liver side.

We visited to Quinta do Seixo, the old winery related with Sandiman Port owned by SOGRAPE.

Mr. Miguel Nora, the Asia Area Manager, welcomed us.

What a beautiful Douro view is this!

We were guided to the cellar by Mr. Sandeman.

The cellar is so beautiful.

After the cellar tour, we had a producing wine tasting led by Mr. Antonio Baraga, the General Wine Maker of SOGRAPE.

All of the wine were very nice.

Then two more wineries joined to our tasting.

I was surprised at seeing the funky label of wines from Vigno Verde and Douro named Pessoa.

The presenter, who name is Livia, was a beautiful and funky lady, too.  

Even though funky label and lady, the quality of the wine was very fine, extraordinary. 

Then we had wine talks a lot.

Then, then, then,

Surprise, Surprise, Surprise!!! 

She is the wife of Jorge!

I know him!!!

He is a friend of Jose, the owner and winemaker of Pangolin.

He used to stay South Africa and assisted to produce Pangoline.

What a, what a small world the wine business is!

Then we had a very nice dinner at the garden of the winery.

We enjoyed very nice wine, foods, wine talks in extraordinary atmosphere on the top hill of Douro liver side.

After the dinner, we moved to Viseu by 1 hour 30 minutes’ drive.

It was so nice and so long day, too!