7月10日
今日はまずケープタウンのワインショップ巡りです。最初のお店は、Carolines Fine Wines です。南アフリカワインの品揃えはトップクラス。

価格帯は、1000円から5000円くらい。
ボルドー、シャンパーニュ、イタリアのファインワインも並んでいます。最近までこういったお店は、なかったそうです。


スタッフの サロミアンさんと記念撮影。

次は、ケープでポピュラーなスーパーマーケット Pick n Pay へ。KWVをはじめ大手ワイナリーのワインが中心。
ここは、ほとんどが南アフリカ産ワイン。中心価格帯は、日本円で500円前後。一番安いワインは250円くらいです。

3軒目は、小さなワインショップ Willoughby。読めないので原語で書いてます。
ここは、ファインワインが中心。ホセのワインがいっぱい並んでいます。価格帯は、500円から2000円くらい。

4軒目はグルメスーパーマーケットの foodmarket。
日本の紀伊国屋やクイーンズ伊勢丹といったところでしょうか? やはり南アフリカのワインが中心ですが、フレンス・イタリア・オーストラリアのワインも並んでいます。

最後は、パンゴリンのワインメーカー・ティレルのファミリー”ジューステンベルグ”が、経営するデリカテッセン。
ワインはもちろんジューステンベルグが中心。
ここは面白いお店です。ハム・ソーセージ、冷凍食品、いろいろな調味料などが充実しています。寿司コーナーもあります。
ジューステンベルグはワイナリーの他に、ハム・ソーセージ工場、レストラン、結婚式場なども経営しているそうです。やっぱり、お金持ちのファミリーだったのですね。

ステレンボッシュに戻って、ホセの3番目のプライヴェート・ワイナリー、リンゲンのブドウ園を見学。
ニールエリスのブドウ園の東に隣接する1.9ヘクタールの単一畑です。5年前にブドウを植え、昨年がファーストヴィンテージの新しいワインです。
シラー、カベルネ、メルローが植えられています。土質の違いから、ニールエリスやスタークコンデと比べて、やわらかくエレガントなタッチに仕上がるとのこと。
うん、うん、良い畑ですね。これは将来が楽しみ。


さて、今日はお料理当番。南アフリカで初めての当番です。
ウォーターフロントのお寿司屋さんが経営するシーフードショップで、新鮮なマグロ、サーモン、ケープサーモン(白身魚)と生きているロブスターをゲット。
マグロは入荷が不安定と聞いていたのでラッキーです。
ケープ沖は、世界的なマグロ漁のメッカで、日本からも多数の遠洋漁船が来ているのですが、良いマグロはみんな外国に持っていかれて、ケープタウンの一般の市場には、なかなか入ってこないのだそうです。

さて、新鮮な魚と野菜が手に入ったので、今日のメニューは、「地中海風チラシ寿司」と、「3種の調理法 野菜の盛合わせ」に決定。
ハンスの奥様みどりさんのキッチンをお借りしてお料理です。生きたロブスターちゃん、ごめんなさい。ボイルの直前まで元気いっぱい大暴れ。

ネタがとにかく新鮮。野菜は味わいが濃く滋味満点。フレッシュで高品質な南ア産オリーブオイルと、バルサミコのおかげで、とっても美味しいお料理ができました。
今夜はファミリーがみんなそろってディナーです。幸い、皆さんからも 「美味しい、美味しい」と喜んでもらえました。

ワインは、ニールエリス、コンデワインに、先ほど見学してきたリンゲンのファーストヴィンテージ。うーむ、リンゲン、素晴らしいですね。確かにやわらかい味わいです。ちょっとピノノワールを思わせるニュアンスがあります。南アのワインとしては、かなりユニークです。
これ、是非、買います。どうぞお楽しみに。
 

南アのチーズは美味しいです。
柔らかで刺激の少ない味わいは、われわれの口にはぴったりです。
最近、すごーく種類が増えて、楽しいってマリさんが言ってました。ちなみに、この盛合わせで400円ちょっと。わー!
 

最後は、日本 対 イタリア 対 南アフリカ の演芸合戦。

ここでは、どんなに騒いでも、となりから文句がくることはありません。
日本代表の私は、みどりさんと一緒に日本の童謡を歌いました。
東京音頭にあわせて、マリがドジョウすくい風の踊りを披露して大爆笑。変な美人。

あー、楽しかった。
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