2月16日の2
ワイナリー・ツアーのあとはテースティング。苦手なテースティングも、コレが最後です。
ワインメーカーのジョアンニさんが丁寧に丁寧にワインの説明をしてくれます。
フォラーチのワインはどれも先妻でエレガント。日本の食事に特にシーフードにとってもよくあいそうです。最上位のネロダーヴォラはすばらしいものでした。2.5haのシングルヴィンヤードから、毎年わずか6000本のみの生産とのことです。

さてさて試飲が無事終わり、ランチです。
「シーフードは好きですか?」とピエトロさんに聞かれ、「大好きです♪」とこたえると
「では、レストランはやめて魚屋でランチをとりましょう」 とのことです。
お連れいただいたのは、漁港の中にある大きな魚屋さん。
で、これがたいへんなことになりました。生牡蠣、甘エビ、アンチョビ、シラス、ツブ貝、スカンピ.....
まるで竜宮城のレストランのようです。
生でオリーブオイルをかけていただきます。うーん、オリーブオイルをしょうゆに変えれば、これって日本の食卓とまったく一緒ですね。ここのワインが和食にあいそうな理由がここにもありそうです。
あがったばかりの新鮮な魚介類ばかりなので、お味は言うまでもなく絶品中の絶品。
松岡修造さんなら、まちがいなく雄たけびをあげるところです。

ランチのあとはぶどう園の見学です。
75haの自社畑と75haの契約自社栽培畑があるそうです。すべての葡萄は自社の栽培によるものだそうです。
で、これまたすごかったです。360度見渡すばかりのぶどう園。2月だというのにそこにはさまざまな花が咲き乱れています。すべての畑は有機農法と、かぎりなく自然に近い農法を取り入れているとのことです。
自然を尊重しながらも、選定や灌漑が極めて丁寧に管理・運営されているのにも驚きました。
うーむ、フォラーチ恐るべし。フォラーチファミリーのワイン作りにかける情熱はすごいです。
ピエトロさん、ジョアンニさん、きょうは一日ほんとうにありがとうございました。


遅くにパレルモに戻り、きのう人生でもっともおいしいボンゴレスパゲッティをいただいた、エマニュエール通りのマンマペッパで、きょうはムール貝とペンネ・シチリアータとテーブルワインの赤。
これまた絶品♪ マンマのお料理最高です。
なんか地元の人しか来ない店みたいで、日本人が珍しいようです。
2日連続でやってきて、ボーノ、ボーノとばかり言ってる変なやつだと思われたことでしょう。
マンマに記念撮影を頼まれました。シチリアよかとこね。
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