2月12日の2
さてさて3軒目は、ルディのお城、シャトーモンフォコンです。
シャトーと名のつくワイナリーは数知れずありますが、中世の本当のお城がワイナリーというのは、かなり珍しいことです。




ルディは世が世であれば領主さま、私がお付き合いできるような人ではないはずですが、彼は本当に誠実で陽気なナイスガイです。
お城から眺めるローヌ河、遠くに見える船はローヌのワインを満載したコンテナ船です。
ワインはみなルディの人柄を表す誠実でしっかりとした存在感のあるものばかりです。ワインは本当に造り手の性格を現すのもなのですね。

さて、きょうの夕食はシャトーペスキエのダイニングでポールさんファミリー全員とごいっしょしました。
で、またまたトリュフです。
ちょうど季節だとはいえ、いったい今回の旅行でここまでどれだけトリュフを食べたことでしょう。
お料理は男性陣の仕事のようです。シンプルで野菜がたっぷりのプロヴァンス料理は、本当においしいです。いくら食べてもまったく飽きません。

朝のテースティングで飲んだアルテミアはとろとろのタルトタタンのような甘い風味が爆発。
そして今日のメインはテラスのファーストヴィンテージ1990年。もうセラーにわずかしか残っていない貴重なヴィンテージを抜いてくれました。すばらしい熟成でした。

ディナーのお礼にポールには禅、長男のフレッドには夢、次男のアレックスには一番Tシャツをプレゼント。
求道者ポールと食後に座禅を組みました。
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