2月11日の1
今日も時間が足りません。地中海でゆっくり過ごすつもりが、結局東京にいるよりも過密なスケジュールをこなす羽目になっています。
毎朝5時起床で寝るのは夜中の一時頃、体がこのままま持つのか心配です。
けさは早朝、氷点下の気温の中で、訪問したにのは、コトーデュラングドックにあるドメーヌ・バザランという小さなワイナリー。ここもエコスール認定のビオロジックワインの造り手です。よいつくり手です。とてもよいつくり手です。
すばらしいシラー100%のワインがありました。まだボトリング前とのこと。すみません、500ケースしかないということなので、全部買いました。ああ、また買っちゃった。
さて、つぎの訪問先は、今回最も楽しみにしていたドメーヌ・テラスデリスです。
私が「人生最大の出会い」とさんざん煽った生産者です。ワイナリーの周辺はこれまた秘境の中の秘境といった風情です。
ひとつ山を越えるとそこは有名なロックフォールチーズの産地だそうです。

ワイン屋人生の中で、いままで訪問したワイナリーの中でも最も小さなワイナリーのひとつですね。看板がないワイナリーは生まれて初めてです。
で、で、で、やっぱすごいです。オーナーのクザビエさんは、まだ31歳の若者ですが畑で葡萄作りにかける情熱は半端ではありません。まさに、そ、そ、そ、そこまでやるのか!と驚きを隠せませんでした。
自宅兼ワイナリーでテースティングをかねたランチでは、あまりのワインの見事さにぶったまげ、おったまげ、でありました。
自然のきわみとでもいうのでしょうか?料理もとっても自然でおいしく、また地元で食べるロックフォールも恐るべきものでした。まったく別物でございました。格別でありました。
クザビエさんのワインにかける姿はまさに求道者そのものです。記念に禅Tシャツをプレゼントしたら、こちらが驚くほど大喜びしてくれました。

ちょうど、ここでテースティングしたすばらしいシャルドネが日本に到着しています。
そろそろ通関がきれるはずです。これは超超超おすすめです。どうぞお楽しみに。
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