ペスキエ シャルドネ 2004 ¥1000
到着したばかりのペスキエのシャルドネ2004年はかなりカタめでしたが、ようやくこなれてきました。カタさがとれて、たっぷりとした果実の風味があらわれました。この先ますます期待できそうです。すっきり系のワインのようにみえて、実は芯の太いボディを持ったワインです。
キムチ鍋に負けません。いやあ、おいしいです。
2本目
シャトー ペスキエ キュヴェ テラス 2003 ¥1250
ユーロ高に加えてワイナリーの出荷価格が高騰して、大幅に値上げをしたにも関わらず全然売り上げが落ちません。こんなワインは初めてです。同時に値上げを余儀なくされたほかのワインは、全部パッタリと売れなくなりました。それだけ、このワインの品質は明らかに高いってことなんでしょう。確かに1000円前半のワインの味わいではありません。風格があります。
樽熟100％でさらに新樽を3割以上使用してるとか、自然農法で栽培した自社葡萄園のワインだけを厳しく選果しているとか、2001年のヴィンテージはパーカーポイント91点とか、ノフィルターだとか、そんなこと言われなくたって、飲めばきっと違いがわかるはずです。2003年は、エレガントで穏やかな表情の奥に、深い複雑な底知れないほどブドウのパワーがの潜んでいるように感じます。飲むほどにおいしいです。キムチ鍋によく合うんだ、これがまた。
