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恐れていた12月がやってきました。
ここが勝負の12月、ワイン屋にとっては一年で一番の勝負の時、
スタッフのみなさん、死んだ気になって頑張ってください。
ぼくもそれなりに適当に気が向いたら頑張ってみようかな...と思ってます。

1本目 ココファーム 足利狐狐和飲 ¥1200
きのう体調不良のため、評価できなかったリベンジで今日もココファームのワインです。
トップページ今週のお勧めワインですね。そっちも是非チェックしてください。
おお、素直な果実の風味。かすかな甘味が邪魔にならずにワインに骨格を与えています。
バランスのいい、これはおいしい日本のワインです。
2本目 ルロワ ブルゴーニュ ピノノワール 1997 ¥2480 新入荷
ルロワといえば親も同然。これはガシっとしたワインです。
実は新入荷時に1本抜き取り試飲をしていますが、そちらはもっと果実味のジュクジュク
したタイプで心から感動しました。
で、こちらのボトルは私の体調だけではなく、前の一本と比べて熟成の進み方が異なるよ
うに思います。こっちはタンニンのしっかりとした骨太な熟成をしています。
熟成で結構ばらつきが見られるというのがワタシの見解。
これだって充分おいしくてあっというまに飲んじゃいました。うそ偽りなく申し分のない
ワインだと思います。
が、しかーし! 最初にこのワインを買って飲んだ人からは絶対クレームはこないと思いま
すが、抜き取り試飲で飲んだジュクジュクした方のワインを最初に買って感動した人が、
再度もう一本とこのワインを買ったら場合によってはクレームがくるかもしれません。
「保存状態が悪いのでは...」といった話に展開されるはずですが、保存状態はみな同
じなの。たまたま熟成の方向が異なったと言ってもなかなか理解してもらえないのは、ボ
クちゃん、もう慣れっこよん。ま、その手のクレームが来ることはこの際ちょと覚悟はし
ておこう。このワタクシの日本のワイン界を代表する舌先三寸でお迎えしましょう。
でも、ほんと言ってこれはお勧めですよ。
腐ってもルロワ(腐ってないってば!)、大当たりの熟成がでたら喜んで頂戴ませませ.