04/11のペログビ

4/10 休肝日

4/11 骨折してて、何が不自由かって、それは満員電車に乗ることです。ヤバイじゃ、あーりませんか。で、各駅停車乗ったり、すいた電車が来るまで何本か見送ったり、それはそれは不自由ですね。

1本目
 マルキドボーラン ソーヴィニヨンブラン 2000 ¥590
ますます売れ行き好調、マルキドボーラン。休肝日明けなので、さらにおいしく感じます。これはもう、本当に言うことありません。ヒュージョンソン日本語版風に書くと、「極めて申し分のないワイン」です。

2本目
 グリモウ ティントネグラル 1999 ¥790・・・ブショネです。金返せー!あっ、俺か?

3本目
 グリモウ ティントネグラル 1999 ¥790
リベンジです。おお、全然違います。これはおいしい!いったい世界中で何本のワインがこのブショネによってスポイルされているのでしょう?個人的にはこのクラスのワインのコルクは全部プラスティックコルクに切替えるべきだと最近では強く思っています。
さて、このワインですがホントにおいしい。ワイナリーから熊男のジョアン君が先月フーデックスで来日、4日ほど一緒にお手伝いしました。で、まさしく再認識したワインです。グリモウはバルセロナ近郊ペネディス地区の家族経営の小さなワイナリー。現地では一般小売はせずにレストランだけにしか販売しない知る人ぞ知るワインなんです。これはテンプラニーニョを主体とした赤ワイン。ステンレスタンクで12ヶ月も丁寧に貯蔵したあとさらに12ヶ月瓶熟をしているんだって。このクラスのワインでそこまでしているワインって私は他に知りません。
 飲み口は、押し付けがましさのないきれいな果実味。サラリとした飲み口の奥にただならぬ存在感が潜んでいます。飲めば飲むほどしみじみとおいしい!テンプラリーニュってつくり方でこんなに繊細に上品に仕上がるんだって、みんなきっと知らないだろうね。