03/05
本日試飲商談会の会場の下見に幕張にいってきました。奈良づくしであります。
1本目
モルモライア オステリアグリージャ 1998 ¥1890
トスカーナの名門、ネイテアの造るヴェルナッチャのガンベロふたつグラスの上級品
です。上級品はやっぱしエレガントです。上級品はおいしいです。
2本目
ポールペルノー ブルゴーニュルージュ 1999 ¥1480 新入荷
ポールペルノーはブルゴーニュ・ピュリニーモンラッシェの造り手ですね。
本来は白ワインの造り手です。小さなドメーヌなのであまり見かけませんが、ここの白ワインは大好きなひとつ。
赤のブルゴーニュは珍しいですね、しかも1480円は安いなあ..。どれどれ、がっびいーん!ありゃりゃ、またしてもブショネです。しかもこれは昨日とは違って強烈なブショネ。我慢して飲もうかと思いましたがカビ臭くてとても飲めません。二日連続ブショネは初めて。いったい何本のワインがこのコルクトラブルでダメになっているのでしょうか。ワインにも造り手にも罪はありません。悲しいものがあります。残念です。でも、これお客様にいかずにボクにあたって良かったです。とほほ。
3本目
トートワーズクリーク シラームールヴェドル 1999 ¥790
しょうがないから3本目。
あれえ?これもブショネ??? いや違います。これは健全なワインです。でも強烈なブショネに出くわすと、その臭いが鼻に残って、あとのワインもブショネのように感じてしまうことが良くあります。臭いがグラスに残ってる場合もあります。同じワインを持ってるときに2本目、3本目と抜栓すると全部ブショネと感じてしまう経験が私にもあります。翌日3本目のワインからもう一度チェックすると実際にブショネだったのは1本目だけでした。それくらい強烈なブショネは頭と鼻にこびりつくのですね。まれに、コルクの洗浄状態に問題がありワンロット全部がブショネということもあるらしいのですが、幸い私はまだそういう経験がありません。
ロマネコンティはブショネを防ぐために打栓前に何重にもコルクをチェックするとのことですが、デイリーワインではそうもいきません。ま、ロマネコンティのブショネなんて考えただけでも身の毛がよだちますね。
あ、このワインおいしいです。すごーくおいしいです。ロマネコンティ1本の価格で、このワインは380本購入できます。はい。
※最後の「・・の価格で****本も購入できちゃいます・・・」のフレーズ、某TV局のテレバイダーを思い起こしてしまうのは、小生だけでしょうか・・・?<天の声>
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