02/02のペログビ

02/02 
西麻布GにてNさまの3ヶ月遅れのお誕生会。ずうっとお預かりしていたロマネコンティ 1960年をいよいよ抜きます。総勢6名のワインのお仲間が集まりました。

1本目
サロン 1985 マグナム
おお!サロンの85はうまい!
2本目
シャトー オーブリオン ブラン 1983
おお! オーブリオンの白の83はうまい!初めは鉱物的なカチンとしたニュアンスなのに後からとってもバニラです。
3本目
シャトー マルゴー 1990 マグナム
おお!マルゴーの90年はうまい!90年のマグナムは初めてです。若いです。深いです。複雑です。さすがです。女優のサイン入りだわね、これ。
4本目
DRC グランエシェゾー 1987
おお!グランエシェゾーの87年はうまい!ブラインドで出されて”あてずっぽう”で DRCグランエシェゾー1988 !と言ったら
 「内藤さん、ラベル見たんでしょ。」
って誰も信じてくれないんです。違うってば、あてずっぽうだけどラベル見てないぞ!1年違いだったわね。
5本目
ロマネコンティ 1960
約2年前からうちの店のセラーでお預かりしていたご縁の深いロマコンです。ロンドンのワイン屋さんから届いた直後は澱が混ざっていて全く透明感がありませんでした。ラベルもよくないし、何故かキャップは蝋付けされてるし、もう、これいっちゃってんじゃないかってみんなで話してました。だって1ヶ月たっても2ヶ月たっても全然オリが沈まずに濁ったまま。ずっとセラーの隅っこに立てておいて毎日見るとは無くチェックしてたんですが6ヶ月ほど経過したある日突然オリが沈んで見事に透明になりました。それはもうビックリ。それから早くも1年半、満を持しての抜栓です。おお、おお、おお、おおー! 生きてましたぜ、だんな。みごとなチョコレートリキュールのような甘い香り。極めて上質な招興酒やシェリーのアモンチラードのような香りに隠れてしっかりとした果実味もあります。紅茶のニュアンスもいっぱい。なんか怪しい蜜のような禁断の味わいとでもいいましょうか...。ふーん、オフの年のロマネコンティってこんな熟成をするんですね。
6本目
モンバジャックの1994
貴腐ワインですね。これもおいしかったです。

いやあ、贅沢贅沢、 贅の極みですわね。バチがあたりそう、ご馳走さまでした。
撮影禁止の店内はこんな感じでした(!)、 ごめんなさい。