Q、
スコッチマンズヒル(以下SHV)のピノノワール感激でした。
まずは、香り。う〜ん、耳下腺のあたりから唾液がわき出るようなすばらしい香り。
もうこの時点で「絶対うまいはず!」確信度100%。
一口。繊細でかつ構成がしっかりしています。そもそも果実のおいしさに満ちていま
す。
そして、中心にぐっと複雑なニュアンスがあります。余韻もいい感じ。
最近のんだ、ピノ(ABCの3000円台、Mグロの村名、ギィーヨンのACブルゴーニュ)
と比較してもSHVの勝ち。今まで買った、3000円以下のピノでは一番おいしかった
です。これはもう感激のレベルです。大魔王様ありがとうございました。
さて、私は大したワイン通でもなく、お金もたいしてないため、ブルゴーニュといっ
てもせいぜい村名止まり。つまりACブルゴーニュ野郎なのです。そこで伺いたいの
です。が、SHVはブルゴーニュにたとえれば、どのあたりの地域のどのようなクラ
スの味、香りに似ているのでしょうか。もし、イメージがあったらお教えいただけま
すでしょうか。
い〜や〜本当においしかったです。
A、
お褒めいただきありがとうございます。スコッチマンズ・ヒルは私もイチオシのピノ
ノワールです。ご質問のお答えですが、このピノノワールはブルゴーニュとは比べに
くいのですが、あえて言うならば良作年のモレサンドニ村の特級クラス、たとえばク
ロドランブレーあたりが甘味のニュアンスに近いものを感じます。一番近いのは、カ
リフォルニアのカレラのミルズあたりでしょうか?フレンチオークの使い方が上手で
すよね。カリフォルニアとブルゴーニュの良いドメーヌものを足して2で割ったよう
なニュアンスとお答えするのが一番正解に近いように感じます。みなさんはいかがお
感じでしょうか?
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