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なんとまあ、36.7度だって、何という気温。まだ7月になったばっかりだというのに。カーヴドリラックスの店内の温度は19度、セラーの温度は16度に設定しております。寒いです。

1本目
 カーヴドリュニー マコンヴィラージュ ¥980
きちんと冷やしておきました。つべたーくキンキンに冷えております。
マコンヴィラージュはすっきり爽やかなシャルドネです。夏にぴったりの白ワイン。ああ、おい
しい。同じ造り手の同じ¥980で マコンリュニーがありますが、あっちより果実の甘味が控えめで酸がしっかりのっています。
気温の低いときはマコンリュニーのほうが好みだと思ったのですが、暑くなったらこっちが好まい。
うん、もちろんどっちもおいしいんですけど。うーん、
まんだむ

2本目
 コペルチーノ ロッソ ¥890
イタリア最南端プーリア州の赤ワイン。
前に飲んだリゼルヴァよりも素直な味わい。リゼルヴァみたいに強烈ではないのでイタリアに慣れていない人にはこっちがお勧めかもしれません。
値段もこっちの方が安いし。強烈ではないですが、南イタリアのニュアンスもしっかりあります。
でも飲みやすい、親しみやすい赤。これもよーく冷やして飲みました。これ、絶対冷やして飲んでくださいね。この手の赤は冷やした方が絶対においしいですよ。

邦ちゃんの質問コーナー

久しぶりね、このコーナー。戸田市のYさんからの質問です。

Q ペログビ日記をいつも楽しく読んでいます。私もワインを注文しようと思っているのですが夏はやっぱりクール便を使った方がいいのでしょうか?ワインは冷やしすぎてもいけないって聞いたのですが、アドバイスお願いします。

A ワインを冷やしすぎてはいけないというのは長期にわたる極端な低温状態をいいます。氷点下10度以下で保管するとある種の苦味が発生することがあるといわれています。私は前の日に冷凍庫でわざと凍らせたワインを常温に戻し、健全な保管状態
の同じワインの目隠し飲み比べ実験も何度か行ったことがあります。どっちが凍らしたワインで、どっちが健全なワインかを試飲で当てるのですが、お友達のワインのプロたちが集まって数回繰り返しおこなった結果、全問正解の人は皆無でした。半分以上当てた人も少なく、この実験に限っては短期間の低温状態では味に変化はみられないとの結論に達しました。
クール便は0度-5度程度で運びますね。ですから通常のワインであれば酒質的にはまず問題はないと思います。
(長期保存の実験はしていませんので10年以上の長期保存を目的としたようなワインのことはわかりません。)
ただしクール便を利用するとボトルが汗をかきラベルが濡れて破けるといった事がよくありますのでその点は注意が必要です。この時期常温でワインを配送すると液漏れの恐れが強くありますので、やはり夏期はクール便のご利用をお勧めいたします。