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本日お料理当番。カツオのタタキ香草のカルパッチョと得意のラザニアの2品。上出来、上出来。

1本目
 シャトーペスキエ シャルドネ 2000 ¥980 新入荷
コートドヴァントーのトップワイナリー、シャトーペスキエの白です。きのうのミュスカデがレモンを思わせるはっきりとした鋭角な酸を持っていたのに対して、これはパイナップルや白桃を思わせるまんまるなほんわかとした酸です。肉厚な果実を頬張るような感覚で飲み応えがあります。2000年はローヌ地方もいい年です。でも、なんでこれボルドー瓶なんだろう。やっぱシャルドネはブルゴーニュ瓶のほうが気分なんですけど...。

2本目
ロベールジブール モレサンドニ クロドラビドード 1998 ¥2980 新入荷
モレサンドニの小さなドメーヌ、ロベールジブールが単独所有する知られざる銘酒です。特級ワインのクロドランブレーの上部に位置するぶどう園です。ルロワみたいな立派な木箱に入ってくることからも生産者の意気込みが伝わります。1996年はアマーい凝縮したジャミーなワインで大好評でした。どれどれ、1998年は難しい年だけに...。うん、やっぱし1996年に比べると軽い仕上がりです。綺麗なまとまりのよいピノノワールですが、凝縮度にはやや欠けます。その分新樽のニュアンスがまだ馴染んでいない。ありゃりゃ、知らない間にボトルが減ってる。ありゃりゃ、奥さんの智ちゃんは白飲まないで、いきなりこればっかし飲んでるぞ。「うーん、ピノはおいしい。私はやっぱピノだわ、ワインは。」なんと、そりゃ,3000円もするんだもん、うまいにきまってるでしょ。ちょっちょっちょっと、ねえ、ボクの分も残しといてね。おお、それなりに香りが開いてきたぞ。いいぞ。



初企画 邦ちゃんのきょうのお料理
みなさん、こんにちは。邦ちゃんの「きょうのお料理」のコーナーです。邦ちゃんのお料理は簡単・手軽でワインがとっても進みます。さあ、みんな一緒につくってみよう。
きょうは、カツオのタタキ香草のカルパッチョです。
1、カツオはお刺身用の皮のついたものを用意する。
2、フライパンを強火で熱し、皮の部分から焦げ目をつける。皮の部分はフライパンに押し付けながら30秒くらい。腹の部分は15秒くらい焼き目をつけます。
3、焦げ目のついたカツオを氷水に通しペーパータオルでよく水気をとってから薄くスライスします。
4、スライスしたカツオに塩・ブラックペッパーをふり、レモン、バージンオリーブオイル、バルサミコを上にまぶします。
5、香草(スイートバジル、生のタイム、パセリetc.)をこまかくみじん切りにしたものを上にのせます。
6、冷蔵庫で2時間ほど休ませます。ここが肝心。
7、皿に盛り付け、もういちどバージンオリーブオイルをふりかけて出来上がり。

これ、どんなワインにもよく合います。