悪夢のような 5/19

南アフリカの5つのワイナリーから知り合いのワインメーカー(醸造家)達が南アフリカワイン協会の主催のプロモーションで来日中。きょうは大阪に移動の前のオフとのことでプライベートに食事を一緒にすることになりました。南アフリカにいるとなかなか各国のワインが飲めません。きょうは普段飲めないワインを飲んでもらおうという趣向で、それぞれに飲みたいワインを店のストックから選んで、高輪のおしゃれな隠れ家レストランDさんへ持ち込ませてもらいました。みんな大喜び。彼等が選んだワインは
ニコラジョリイ クレドクールドセラン 1997、シャトースタール 1997 、ドメーヌクービス コルナス 1998、キュペ シラー 1997 の4本。
やっぱし、南アフリカで注目されているシラーとオリジナル品種シュナブランが気になるんですね。クールドセランは印象的。2年前に飲んだときの固さがとれてリンゴの風味が前面に出てきていた。で、ああでもない、こうでもないと盛り上がりました。加えて私の選んだワインをいれて8人で10本程おいしいワインをいただきました。ここまでは良かったんです。
で、カラオケに行きたいという話になって六本木に移動。で、ビールを飲み始めました。最初はみんなおとなしかった。最初だけ。あとから火がついた。もう止められません。とんでもない状態になりました。思い出したくもありません。ビール死ぬほど飲みました。いつのまにか人が増えてる。さっきまでいなかった知らない人がいます。いったいどうしたことでしょう??熊みたいにほえています。みんなカラオケははじめてだそうで、歌はとても下手です。聞くに堪えません。横で熊みたく吼えています。踊っているというか暴れているというか、電車はなくなるし、気持ちは悪くなるし。私は途中でなんとか帰りましたが、あとの連中は西麻布に移動して朝まで踊っていたそうです。あいつら、どうして深夜の12時すぎから元気になるんだ??
ぼくはもう今後一切、南アフリカのワインメーカーとはカラオケにはいかないぞ、と固く心に誓いました。