5/15 高田馬場でワイン会。スコットランド出身の大学の先生、ポールおじさんのワイン会。参加者の半分は外国人。会話は全部英語です。ああ英語苦手です。きょうはオレゴンのピノノワールの比較試飲ですが、1本ブルゴーニュが私のストックから取り上げられています。ブルゴーニュのコメントはよろしくって言われてたので、なんか順番がまわってくるまで落ち着きません。だって英語で説明しなくちゃいけないんですよ。ちょうど自分のスピーチが終わるまで、ご馳走食べてる気がしない結婚披露宴見たいな感じ。でもオレゴンのピノっていいですね。カリフォルニアよりもずうっと上品で穏やかな感じ。個人的にはもっと酸味を強調しても言いと思うんだけど。アメリカ人ってあんまり酸に強くないみたいです。となりのヤンキーお嬢さん(不良少女に非ず)もさかんにすっぱい、すっぱいって言ってました。
1, Bethel Heights Estate Willamette
Pinot Noir 1997
2, Bethel Heights Flatblock Reserve Pinot Noir 1997
3, Morey-Saint-Denis Clos de la Bidaude Robert Gibourg 1996
4, Siduri Willamette valley Piont Noir 1999
5, Chehalem Three Vinyard Pinot Noir 1999
6, Chehalem Rion Reserve Pinot Noir 1997
幸い私の持参したモレサンドニも大好評。よかった、よかった。ここまではよかった?最後に
Mystery Wine がブラインドで一本。 すでに試飲した6種類のうちのどれかだそうです。
なあんだ、楽勝じゃん!ってトライ! ぼくはプロだよ−、こんなの楽勝さ。うん、2番目にまちがいない。ワイグラスが色分けされている。2番目はブルーだな。いや、でも待てよ。2番目には樽香がもっとあったような気がするなあ。そうか、引っ掛け問題だな、きっとこれは。抜栓時間を考えれば6番目のグリーンも怪しいぞ...。ふっふっふ、そうか、騙されないぞ!これはグリーンだ!!
参加者全員が挙手をします。圧倒的に2番のブルーと思う人が多い。7割くらいかな、ふふふ、素人め。間違いなくグリーンだっ。あれ??
二人しかいない。ちょっと不安、でも、これで当たればスターだっ。プロの選定眼を見せつけるいい機会だ!さあ答えの発表です。
正解は2番のブルー! あっれえええーーー????おおはずれえーーー! またやってしまいました。ちょっと飲み過ぎたかな。いや、その、ワタシも最初はブルーだと思ったのよ。ちょっとね、考えすぎたの。ねえ、もう一度やりませんか。こんどは必ずあてますから。
いや、おかしいなあ。普段はあたるんだけど。たいていね。こういうのあたるのヨン、んねえ、信じておくれ...
チェレンジ精神は旺盛なんだけど...。世界的冒険家、エベレストにて行方不明。
内藤邦夫大魔王、ブラインドで大外れ。
|