| 4/6 本日は新入荷ワインのテイスティングです。 1本目 アランコンスタン リュリー ブラン 1994 ¥1480
 アランコンスタンはブルゴーニュの雄、アントナン・ロデが経営するネゴシアン。これ、実はここだけの話ですが、ロデの所有する評価の高いリュリー村のトップドメーヌ、シャトードリュリーをわけてもらったものです。ほら証拠にコルクには、ちゃんとシャトードリュリーの刻印があります。
 1994年という難しい年ながら、きっちり仕込んであります。見事な黄金色、ふくよかな果実味、新樽貯蔵に由来する複雑な風味、きれいな熟成感が楽しめます。味わいは思ったよりドライ、高めの温度だと、かすかに苦味がでますので、10度くらいの低温がベストです。いやはや、なんとも、まんだむ2つ。
 価格を考えれば3つでもおかしくないけど、うーん。飲み手によって、若干好みが分かれるかもしれないので、まんだむ2つ+です。熟成したドライなシャルドネがお好きな方には、まちがいなくヒットです。ぜひぜひお試しあれ。
 蛇足ですが、シャトードリュリーは、私がシュヴァリエ・ド・タストヴァンをいただいた1997年に、訪問したワイナリー。門のところに大きな黒い犬がいました。お城のわきから、猟銃をもったハンターがぬうっと現れたりして、ビックリしたことをよく覚えています。
  私のなんちゃってシュヴァリエ・タストヴァン授賞式の写真です。あら懐かしい。右
 隣はアサヒビールの瀬戸さんご夫妻。左隣の女性は私の怖い奥様です。写真をデジカ
 メで撮影してるので見にくいでしょ。
 2本目 ドメーヌ・サンタマリア・コルシカ 1998 ¥890
 その昔ナポレオン・ボナパルトが流刑にあった島、コルシカ島から初入荷の赤ワインです。コルシカ島のワインなんて飲んだことないでしょ。サンジョベーゼ種と地元品種のブレンド。樹齢50年以上のブドウの樹からつくってるそうです。新しいAOCだそうです。私の友達の友達の友達のワイナリーです。友達3人でなんとコルシカ島まで人がつながるって、ホント、この世界は不思議です。
 味はってえと、なんとこれが抜群においしい。迷わずまんだむです。南フランスと南イタリアのワインを足して2で割ったような感じ。スパイシーで濃厚でありながら、どこか愛らしく、親しみやすく、果実味があふれ、サラサラとしてドライな飲み口。おいしい!!
      これで890円!!
 どうだっ!!
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