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ワインフェア2日目、雪深い虎の門でロマネコンティ 1988 マグナム ボトル の有料試飲会。9時過ぎに店につくと、そこにはすでに20名以上の行列が...。 38名のお客様といっしょに、ちょっとだけペロリ。

 ロマネコンティ 1988 マグナムボトル
あああー、ロマコンじゃあ。強烈! これでもかこれでもかこれでもかと凝縮した凝縮したピノノワールの香り、カリフォルニアの高いワインそっくり(???)。これは今まで飲んだロマネコンティの中でもベスト3にはいる強い香りです。口に含むと強い強い酸、強烈なタンニン、ながーいながーいアフターです。まだ若かったんだろうなあ。このあと何年待てばいいのだろう、マグナムだし。デカンティグした容器が夜になっても変わらぬ官能的な香りをはなっていたのにはスタッフ一同びっくりマーク。

 シャトーレオヴィルポワフィレ 1966 フェア価格 12800円
夕方すぎ「ぎゃー!」と叫んだ小山田店長。最後の1本のポワフィレ66のコルクが沈んでいる。きっとコルクの状態をみようとお客様が指で押したらすうっと沈んだんでしょう。もともとコルクゆるゆるだったのね。まあ、売らなくてよかったわ、と気をとりなおし、その場に居合わせたラッキーなお客様数名とペロリ。あらら、まだ生きてた。きれいに熟成しきったボルドーです。コルクを沈めたせいか、ややカビの匂い、ハーブ、ヨード臭、熟したイチジク。あと、なーんか懐かしい匂いだなあ、これ、なんだっけ?あっ、そうだコレ仁丹のにおいだあ!

店内陳列模様替え後、おそーい帰宅。時間的にきょうも一本だけ。

 ドメーヌクービス サンジョセフ・ブラン 1999 ¥1980
北部ローヌ地方で最上級の評価を持つドメーヌクービスの造るめずらしいサンジョセフの白。
うーん、きれいなワインだ。一点のくもりもないぞお、マルサンヌ。ブドウのミネラルがたっぷり、あー体中が浄化されていくよう。で、飲むほどにだんだんヴォリュームがでてくる。おいしかったぞ。もう寝よう、きょうは。