1月16日
1本目
アンリメール コートデュジュラ シャルドネ 1998 ¥980 新入荷
アルプスのふもとジュラ地方のヴァンジョーヌとシャトーシャロン(ワインアドバイザーを受けた人なら誰でも名前は知っているけど、飲んだことある人すくないでしょ、田山花袋といえば「布団」、でも読んだことある人あんまりいないのに同じ)のトップ生産者から届いたテーブルワイン。
これなつかしい味、辛口、うーんスーパードライ! 樽熟成のバニラやナッツの風味まるでなし、低温発酵によるフルーティーな風味まるでなし、厳しい辛口のワインです。妻曰く、「味がなくてうまい!味がないけど、ただの味のないワインじゃない。これおいしい!」だって。たしかに良く言えばたっぷりとしたミネラル感、飲み手に媚びない今風でないクリーンな味わいです。シャルドネっていうホントは味のないブドウ本来の味がわかる、そういえば最近ではこういうシャルドネ珍しいか....
2本目
アンリメール コートデュジュラ ピノノワール 1998 ¥980 新入荷
漫画ソムリエ佐竹城の最愛の継母が愛したワインはジュラのピノノワールでしたね。アンリメールのオーナーのお嬢さんがたまたま昨年カーヴドリラックスに来てくださり「ここにウチのワインをおきたい(注:フランス語)」といってくれたのが買い付けのきっかけ。ちょうどこのワイン買ったとき1フラン14円きってたんです。もうこんな値段はきっと二度と出ないぞ!甘くないピノノワール、ドライでちっともジャミー(果実味が凝縮したという意味、※ジャムのような)でない。香りも弱い。がああ!(butの意) ブドウの芯がしっかり見える。おいしい料理を引き立てるピノノワールです。うーん田舎のおいしいピノじゃ!ころあいの良い羊のチーズとか赤ワインで煮込んだ若鶏とかだと抜群にうまいだろううなあ、これ。