これから始まる内藤邦夫ワイン日記。私が毎日どんなワインを飲んでいるのか大公開。
ほんとはこれだけはやりたくなかった。いかに常軌を逸した大酒のみか、いかに安いワインばかりをのんでるかがバレてしまう。でもお客様とスタッフの熱意と脅迫についに負けましてしまいました。毎日ですよ、あーめんどくさい。やだなあ。
いったい何日続くのだろうか?
昨日常連のお客様(顔はよーく知ってる。名前・職業など一切不明。週に一度は必ずいらっしゃる)に話のながれで
 「ペログリワイン日記」をホームページでスタートしますって話をしたところ
 「高校3年間、田中康夫と同じクラスでした」とのこと。ひえー!

 1月12日 本日お休み、明日もお休み。(連休は超めずらしい、わーい)きょうは心おきなく大酒のみ
1本目 昨日の飲み残し
 ロベールジブール ブルゴーニュパストゥグラン 1998 ¥980 新入荷
大ヒット売り切れ、料理王国6月号でも取り上げられたモレサンドニ・クロドビドウドのドメーヌから蔵出しで到着したブルゴーニュ・パストゥグラン。といってもガメイなし、ピノノワール100%。モレサンドニの若い苗木からの貴重なワイン。
600本だけ入荷。味に深みなし、軽い、がー!エレガント、アセロラジュースみたい。赤い果実味たっぷり、2日目でもさわやか、うまい。980円のおいしいピノ、どうだ!

2本目
 トートワーズ・クリーク シャルドネ・ヴィオニエ 1999 ¥790
プロヴァンスのおきて破りブドウ品種白ワイン。亀の恋人同士がラベルに描かれた内藤ハウスワインの一本、その名もレザムルーズ。バレンタインデーでいっぱい売りつけてやろうと思っています。これうまい!前回飲んだときは酸味が足りない思ったのに、今日の印象はあふれるようなきれいな酸味。
うーん、ワインの味の感じかたってホントいー加減。生のブドウを噛むような果実味はいつもどおりの印象。

3本目
 シャトー ド クード 1997 オーメドック クリュ・アルチザン ¥1480 新入荷
これ、ひとくちめでイヤでした。これでもかといった樽香、いかにもミシェルロランといったスーボワ。あー好みでない。
妻は
 「私これ嫌い、別の抜いて」とのこと。

 「そんなもったいない。1500円もするんだよお。」
でも、飲んでるうちにこなれてきました。スーボワ(腐った枯葉、家畜小屋みたいな香り)が気にならなくなる
濃厚で芳醇な力強い果実味がでてきました。ああ、おいしい。よかった。これマズイって書いたら絶対小山田ん、むっとするはず。つくりに気合がはいっているのはよーくわかります。

 これ、これから私毎日書くの?ヒエー・・・・