11/3 日記読者のBさんより質問のメールをいただきました。 「 内藤さま メールでは、はじめまして。 (中略) 以前、ペスキエのトラッセが実は「テラス」だったみたいな話がありました。これに似たことなんですけど、ボルドーの「ソーリエール」って「スーリエール」ではないのでしょうか?フランス語には詳しくないのですが、わずかな知識からちょっと気になりました。 (再び中略) 最後になりますが、医者から注意を受けたようですがそんなに毎日飲みまくってて大丈夫なんでしょうか?「どうしてそんなに飲むの?」と他人事ながら心配になります。あくまでも仕事熱心だから?何か毎日イヤなことがあるの?単に自虐的というか、マゾ??色々考えてしまいますが、お体にはお気を付け下さい。」 >>まず最初の質問にお答えします。 ソーリエールは 原語では Souliere と綴り、正しい発音はスーリエールです。ご指摘の通り、ソーリエールは当初ワタシが二年前に、間違えて読んでしまったための恥ずかしい誤表記です。その後「ま、いっか...」と思いずるずる今日まで来てしまいました。次回の入荷も裏ラベルをだらだら、そのまま、ソーリエールで作成しましたので、暫くはソーリエールのままだと思います。 トラッセがテラスに戻るまで5年以上かかりましたので、ソーリエールはまだまだ鼻垂れ小僧のようなものです。お許しください。っていうか、もっと他にも読み違いが多々あります。外国語、苦手です。そこがカーヴドリラックスの弱点です。 >>次の質問です。 ワタシの飲酒癖についてご心配いただきありがとうございます。ワタシもとても心配です。ところでワタシはSか、Mか、といった二元論の立場にどうじてもたつならば、たぶんMでありましょう。しかし、ワタシが大量飲酒する理由は、別にイヤなことがあるとか、仕事熱心だとか、という理由によるものではありません。ただ、飲みたいから飲むのです。で、ほっとくと、そのまま、ずうっと飲んじゃいます。自制心が働かないとすれば、2本以上は、毎日飲むと思われますが、幸いワタシはお猿ではないので、そうは問屋がおろしません。ウッキキッ... |
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1本目 グリモウ ブランドブラン 2002 ¥900 「グリモウ」は正しくは「グリマウ」と発音します。 これはもう、ずうっと6年間「グリモウ」のまま、打開の目処はたちません。ていうか、グリモウの支配人、ジョアン・ニコラスには、3年ほど前に、「日本ではグリマウはグリモウと発音する。」と自信満々に説き伏せ、理解を得ています。彼も来日時には、自分のワイナリーを「グリモウ」と発音するようになりました。勝ちです。いえいっ! 2本目 アラウカーノ カルメネール 2003 ¥1000 新入荷 10/22 の日記でも書きましたが、チリの多くの畑でメルローだと思われていたブドウの多くが、実はボルドー原産のカルメネールであると10年ほど前から多くの葡萄園で判明しつつあります。アラウカーノの葡萄園の「メルロー」も多くは「カルメネール」であることがわかり、2002年のヴィンテージから、メルローの表記を取り止め、カルメネールと名のるようになりました。これは、ワタシの読み間違いではありません。 カーヴドリラックスは2001年のメルロー在庫が暫く残っていたため、2002年をとばして、この2003年が初入荷となります。濃厚で凝縮した、しかし柔らかでバランスのよい果実の風味がたっぷり。とてもおいしいです。 ままなかさんに 「この赤ワイン、かるめねー(る)」 とは言わせない、本格的な味に仕上がっています。 |
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