4/8 (その2)
午後はアヴィニョンを後にして、列車でラングドック地方の真中にある
ベジエの町に向かいます。
切符に書いてある到着予定時間を5分過ぎて到着した駅に降りたのですが、
これがなんとひとつ手前の駅、アドジ。
だって、アナウンスもなんにもないんですよ。
駅名のサインもちっちゃくて、じぇんじぇんわかりませんでした。
次の列車は2時間後、隣の駅までの距離は約20kmとのこと。やむなく
タクシーでベジエの駅に急ぎます。写真はタクシーでベジエに急ぐ筆者。
約束の時間に約40分遅れて到着しましたが、待ち合わせた連中は、さらに
約20分遅れて到着。こんなんばっか。どうもこっちでは、いつも時間が大
きくずっこけます。
で、どうにかこうにかドメーヌカタンに到着。
ドメーヌカタンはトートワーズクリーク・プレミアムの生産と、トートワーズ
クリークにメルローとカベルネのブレンド用ワインを供給している極めて高品
質なドメーヌです。
オーナーのアンドレ・カタン氏はまさに職人肌の醸造家。
ワイナリーと葡萄園を案内してもらいました。
葡萄園は、リュットリゾネという自然農法で管理されています。
トートワーズクリーク・プレミアムは自然農法ワインだったんですね。
品質に対するこだわりとその自信はここでも抜きん出ておりました。
その後、トートワーズクリークのワインメーカー、ザビエ・ロジェ氏に
アルジェリエにあるシラーの畑を案内してもらいました。
ここも極めて厳しく管理された葡萄園。大きな石が敷き詰められた畑はきのう
訪問したシャトーヌフドパプによく似たスタイル。

ディナーはカルカソンヌ
のレストランで・・・
ところでザビエは、完全なワインおたく。
ディナーに訪れたカルカソンヌのレストランでも、ワインは全部ブラインド。
どっかにも、こういうタイプの人(ヤギ?)がいましたっけ

名物料理のカスレ
とってもおいしかったです。それにしても長い一日でした。