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ペネデス2日目、今日はカーヴドリラックスNO.1スパークリングワインの
オリオルロッセール社を訪問します。
迎えてくれたには、オーナーのお嬢さん、メルセ・ロッセールさん。
とってもチャーミングな方でした。
醸造責任のエリック・ロカさん(アルベイット・ノヤの叔父さんだそうです。)
といっしょにセラーを案内してもらいました。このワイナリー、とにかく驚きの連続でした。
一口にいって、「そこまでこだわるのですか?」といったことばかり。
例えば、使用するブドウは90haの自社ぶどう園の中でも、選りすぐりの20haだけとか、
(残りのブドウはフレシネ、コドニューに原料用に売ってるそうです。)ルミアージュは全部
手で行っている(カヴァでは現在3つのワイナリーだけだそうです。)とか、酵母が生存できる
ぎりぎりの低温発酵により細かい泡にこだわるとか、注文がきたあとにデゴルジュマンをする
とかです。シャンパーニュの優秀なルコルタン・マニュピュランでも、これだけこだわるところ
は少ないはずです。
地元のレストランや愛好者への販売で充分なので、輸出は極わずかにアメリカとドイツにしてい
るほかは、ほとんどウチだけなんだそうです。
総生産量が約2万ケースなので15%くらいをウチで輸入していることになりますね。これって
結構すごいことです。地元のレストランに販売する価格より安く仕入れているので、こんなに安
くておいしいカーヴァが日本で販売できるわけだったんです。
うーん、安くておいしいワインには、きちんとした理由があるわけなんですね、やぱっり。
くにお、感激!
夜はヴィラフランカのワインバー「インゾリア」でタパスとあわせて、いろいろなワインをグラ
スでいただきました。
ここでもオリオルロッセール、グリモウ、ナヴェランは大人気でした。
みんな地元用のワインだったんですね。

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