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お食事当番。ビンチョウマグロのたたき風サラダにシーフードグラタン。
1本目
トートワーズ クリーク ロゼ ダンニュイ 2002 ¥1029
シラーとグルナッシュで仕込んだロゼ。これって、フルボディの赤ワインを作るため
に醸造過程でセニエを行った時の、抜き取った果汁なんですって。ふーん。
良い葡萄を使ってるのね。これてば、かなりおいしい。
注)セニエ フランス語で「血抜き」というおどろおどろしい名前の醸造技術。
中世のヨーロッパでは病気の原因のひとつとして、体内に悪い血がたまってるからと
考えられていて、死にそうな病気の人から、治療の一貫として血抜き「セニエ」をし
てたんだそう。今なら、輸血するところでしょうが...。思いっきり逆ですね。
で、赤ワインの醸造では、ブドウを潰して、種と果皮をブドウジュースと一緒に醸す過
程で、一部のジュースを抜きとると、ジュースに対する種と果皮の割合が高まるので、
より味わいの濃い赤ワインが出来ることになります。

おお、ペログビ日記らしからぬ、醸造技術にまで踏み込んだ解説。
ちゃんとしたワインのホームページみたい。

2本目
チェスコン ラボッソ デル ヴェネト 2001 ¥1029
ここも、こないだ行って来ました。カチンとした渋味が喜ばしい。
飲み手に媚びない硬派なワインであります。毎日、日記書くのって、実に大変。