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長野です。白馬のレストラン&ホテル「トロイメライ」さんにお邪魔しました。
http://www.traumerei.co.jp/frame-r.html
本格的なフレンチと地下のセラーに眠る膨大なワインストックを誇る知るひとぞ知る
レストランホテルです。
オープンが1981年だそうですから、宿泊設備のあるフランス料理店としては、日本
における草分け的な存在です。私はトロイメライさんとは、実に長いお付き合いなので
すが、今回の訪問は調べてみたらなんと7年ぶり。いやあ本当にお久しぶりです。

若き橋浦シェフの創る見事なお料理。

前菜1 リードボーのクロケット (とろりとしたリードボー、ああ幸せ。)
前菜2 鶏と白馬産茸のスープ仕立て
(つくねを思わせる滋味溢れる鶏肉とキノコの食感が、たまりません。スープの塩が絶妙。)
魚料理 カサゴのポワレ
(カサゴのアラから丁寧に仕上げたアメリケーヌ風のソースが抜群。火加減完璧。)
肉料理 スモークした骨付き仔羊のロティ
(見事なロゼ。桜チップのスモーク風味と仔羊のジューシーな風味に拍手喝采。)
チーズ (モリモリ)
デザート (うっとり)
見事の一言です。
素材の良さを見事に引き出したお料理の数々、その全体の流れが見事な調和を見せてくれます。
キビキビとしたスタッフの見事なサービスもますます磨きがかかっておりました。
ワインは特別に試飲をかねて全部お持込みです。

1本目
(食前酒) ドメーヌ プラントリュー 2002 新入荷 ¥890
ガスコーニュのトップワイナリー「シャトータリケ」に造ってもらった
カーヴドリラックスオリジナルワインです。
コロンバールとユニブランのブレンド。新鮮な果実味と綺麗な酸が印象的です。

2本目
ロベールアンポー ムルソー 1985
熟成したムルソーと前菜2の茸との相性は完璧でした。

3本目 グロF&S ヴォーヌロマネ 2001
子羊のロゼとの組み合わせにウットリ。

食後酒
カルバドス40年熟成
これ、言葉を失いました。
最高級のアップルパイをいただくような上品な甘味とえも言われる極めて上品な芳香。
魅惑の液体。ああ、もうだめ。
堪能の嵐、嵐、嵐。