12/31
日記ってのは、1日が終わってあとからゆっくり書くものです。
臨場実況中継では、しかもワインを飲みながら酔っ払いながら好き勝手に書くといろいろと問題が後から出てきます。
で、この日記は通常いつも翌日に書いているですが、大晦日だけは新年になって昨年の日記を書くのはなんとなくイヤ
なのでいま、10時5分前、紅白歌合戦でTOKIOのビーアンビシャスを踊りながら(!)聞いた後(?)ハニワとテツ
トモをきき流し、ELTをいいなあ..とかききながら2003年最後のペログビワイン日記です。
(ペログビ日記とほとんどの人、HP管理者の悶次郎さんでさえも思っているのっではないかと思いますが、
 この日記のタイトルは正しくはペログビワイン日記です。)
1本目 ドメーヌブラナ ブラン 2000 ¥1980
フランス・スペイン国境山岳地帯バスク地方の小さなAOC イルレギーの白。
フランス人も飲んだことのない知らない小さな小さなワイン産地です。
いうならば、ままなか夫人のふるさと青森県むつ市の関酒造店のようなつくり手。
私が新入社員で担当した小さな本州最北の造り酒屋さん。おいしいすばらしい酒を造ります。
学校でたてのメルシャンの新入社員のアホバカな私でしたが、ここの専務さんの印象はいまだ鮮烈。
いつもすごーく怒られってばかっかしだったのですが、今思えば...なんか自分の営業の原点があります。
あ、ワインでした。最初すごーく酸がつよい、すっぱいっってくらい。デカンタしたら後からトロトロ。
果実味、と複雑なこれがワインってあじわい。ああー幸せ。
「関の井」って人に媚びない素晴らしい清酒と同じニュアンス。


2本目 ピエール ジェラン ブルゴーニュ 1996 ¥1980
2000年が期待ほどでなくて、いや、おいしかったんですけどね、でも期待通りでなくて、ちょっと熟成が強くて、うーん
と思ってたら、年末になって、また小山田さんが、1996年なんかを仕入れて、え、大丈夫なの、って、不安一杯に抜い
た2003年最後の赤ワイン。
ぎゃー、うまい。ままなか評価ならば「キャーキャーキャーキャー」です。あー、うめー。
いま、平井堅がわたしの大好きな「見上げてごらん,夜の星を」歌い終わって、藤あや子が知らない歌を歌ってます。
曙はどうしたんでしょうか。
2003年、私にとっては南アフリカ訪問を筆頭にとてもとても良い年となりました。
このインターネットの日記ってどんな人が読んでくださっているのか書いてる自分はぜんぜんわかりません。
でも時々「日記読んでますよって声をかけてくれる人がたくさんいます。うれしいです。」
この日記ももう3年、毎日、毎日なにげなく書くようになりましたが、もしこの日記読んでくださってるたくさんがいると
したら、それは本当に嬉しいことであります。ありがとうございます。
あ、酔っ払って話がくどい?実況は邦チャンでした。どうぞ皆様、よいお年を。