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母親の実家がある群馬県前橋市に墓参りにいってきました。
母方の祖父と祖母が眠っているお墓ですが、わたしはなんと23年ぶりの訪問です。それでも子供の頃、母親に
連れられて帰省し遊んだ記憶のある場所が、わずかに残っておりました。実家の畑に下仁田葱を発見。
おお、下仁田葱ではあーりませんか。で、見事ゲッツ! ああ嬉しい。
本日夕食は、自宅近所にできた焼き鳥チェーンTORITETSU にて。
お通しのキャベツを食べ終わったら、スタッフのお姉さんが「キャベツ大丈夫ですか?」と尋ねます。
 キャベツは大丈夫か? 私はキャベツではないので、大丈夫かと聞かれてもわからない。
            しかしこんな若いお嬢さんの質問に答えられないのは、オヤジの沽券に関わると思い、
            一生懸命思案をめぐらせました。
 このキャベツはおいしかった。生のキャベツをちぎって味噌をつけるだけなのに結構おいしかった。しかし、
キャベツが大丈夫かという点を考察するとき、キャベツにとっては自分自身がおいしいかどうかは問題ではある
まい。仮に私自身が大丈夫かという問題を考察するときには、私自身の健康や仕事や収入や家族や、あるいは女
性問題等に問題がないと言う状況がすなわち「私は大丈夫」ということであろう。だとすれば、キャベツにとっ
ては、本来の球形がこんなに細かく引きちぎられている状況をみれば「キャベツは大丈夫ではない」ことは火を
見るよりも明らかだ。いやまてよ。いくら小娘と言えどもそんなに単純な答えをしても構わないのだろうか?
この焼き鳥店を経営指導するのは、おそばの「高田屋」やら中華の「暖中」などを経営する大手FCコンサルタ
ント企業だぞ。これは何かの罠かもしれない。・・・・・
もう一度深く掘り下げて考察してみよう。さて、キャベツを本来の球形という時、それは八百屋さんで商品とし
て売られるキャベツのことであって、本当の意味での本来のキャベツとは、畑にあって、大地に根をはり、葉を
元気良く天に向けているキャベツを指すのでは、なかろうか? しかしながら、畑と言うものは本来人間が野菜
を収穫し、生命の維持のためそれを摂取することを目的として栽培する場所であるから、そうだとすれば八百屋
さんの商品となった球体のキャベツこそが本来のキャベツであって、その究極の目的は人間に摂取されることに
あるのだという観点に立てば、こうして食べやすくちぎられて私においしく食べられた 「キャベツは大丈夫」
なのではないだろうか?  ああ、いったいどっちなのだ、これは安易に答えられる質問ではないぞ。
やはりこの娘、あなどれない。いったい何者だ....? うーむ....。

「あのおー、お客さん。うちのキャベツは食べ放題なんですけどおー。お代わりのキャベツ大丈夫ですか?」
「...!! 大丈夫ですか?って、
        お代わりはいかがですか? って意味なのね?おじさん、 ちーとも知らなかったです。」
1本目
フェッツァー ベルアーバーシャルドネ
   ¥2500 TORITETSU価格
こうしたちゃんとしたワインが、妥当な
価格でメニューにあるとほっとします。
おいしくいただきました。

2本目
ハウスワイン 赤 カラフ 500ml
   ¥780 TORITETSU価格
ワインはメニューにはフェッツァーの赤白
とハウスワインのみ。
ためしに赤はハウスワインにしてみました。
うーん、ギリギリOKってとこですね。
ソルビン酸ははいってません。
ちょっとのこしちゃった。
で、飲み足りなくって近所のお気に入りのバーでちとカクテル3杯
(ミントジュレップ、カルバドスクーラー(仮称)、サイドカー)。こんな感じのあやしいバー。
お家に帰ってデザート(!)は昼間群馬でゲッツした下仁田葱のロースト。
やっぱせっかくだから新鮮なうちに戴かねばと、お風呂に入ってる間を利用して、200度のオーブンで30分
焼きました。オリーブオイルとバルサミコ、南アフリカ・ウォーカーベイの海の塩を添えて。
おおー!うんまあああーい。下仁田葱大丈夫です。

          >>>>>>>3本目 パンゴリン・シラーズあけちゃいました。