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 ワタシの今月のおすすめワイン、新入荷のシャトーフォングラーヴのオーナー、
フランソワ・ブルワル氏が突如フランスからご来店。

これ、やらせでなくってホントに急にやってきたのです。フォングラーヴをおすすめ
したらよく売れてるよってメールいれたら、いてもたってもいられなくなったらしい
です。このあたり、我々日本人と大航海時代を経験しているヨーロッパ人とはDNA
に刷り込まれた感覚の違いなんでしょうね。ちょっと行ってこようって感覚で地球の
裏側からやってくるんですからね。ワタシなんか外国いくとなったら、それはもう大
騒ぎ。一年以上まえからガイドブック買い込んで、ネットで調べまくって、ラナイが
ないとイヤ(?)だとか、床屋にいったり(うそ)、背広を新調したり、靴を買った
り、予防注射したりとか、生命保険かけなおしたり、お寺に行って渡航安全の護摩を
たいたり、とかでそれはもう大騒ぎですもの。
ま、そんなこんなで3年ぶりの再会です。でも、なんかそんな気がしないから不思議
です。
じゃ、メシ食おうってことで、今日は銀座にある、オシャレな創作鉄板焼料理のお店
PALITANAさんにお邪魔しました。
PALITANAさんはフレンチをベースにした創作料理のお店。
カーヴドリラックスの古くからのお客様。
ここの料理は絶品、シャトーフォングラーヴとの相性も抜群。
古い友人と再会し、美味しい料理とワインを堪能する至高のひと時でした。
いや、ほんと。

お料理(これでたったの¥5000 なんと!)
前菜一 車えびと魚介の冷製


前菜ニ カモと地鶏のロースト


前菜三 ホタテのクリームソース


スープ 北海道赤カボチャの冷製


焼き物 黒鯛のポワレ、サラダ仕立て


メイン 牛フィレ肉のステーキ


最後にデザートとハーブティーがつきます。もうおいしいのなんのって...感激!

1本目 シャトー グランド メリテ ブラン 2002
フラちゃんのおみやげです
フランソワのお友達のワイナリーのものだそうです。
オーナーはジャン・リュック・ブュフトーさんという有名な
エノロジストです。知っている人にとっては親も同然。
フランソワもいろいろとアドバイスをいつもしてもらってる
とのことです。これハツラツとした果実味のすごくおいしい
白ワイン。前菜一とぴったり。

2本目 シャトー フォングラーヴ ブラン 2001
意外なことにフランソワによれば、今フランスにある在庫よ
りもはるかにまろやかでおいしいとのこと。
一ヶ月の船旅がワインの熟成を早めたんだろうとビックリし
てました。
非常に良い熟成だとのお墨付きをいただきました。
セミヨン90%のボディがカモの前菜にピッタリでした。

3本目 シャトー ダンベール ルージュ 2001
フラちゃんのおみやげです。
これもジャン・リュック・ブュフトーのワインだそうです。
渋味のしっかりとのった典型的なボルドースタイル。
とてもおいしい!

4本目 シャトー フォングラーヴ ルージュ 2001
これも良い熟成だそうです。フランスの在庫はまだカドが
たって荒々しいとのこと。
こっちの方がいい状態だそうです。
フランソワさかんに驚いてました。

3年ぶりの再会で、もう話すことが山のようにありよく喋りました。
それにつけても良いワインを造りたいとの想いがビシバシ伝わってきていたく共感。
感動しました。
本当に楽しかったです。
フラちゃんも大満足。銀座のレストランで自分のワインを飲むことにいたく感動した模様。
シェフの古村さんと記念撮影。いやあ、ほんとうに楽しい時間をすごしました。