3日続けて深酒で、ぼうっとした頭を抱えて熊本から再び福岡に移動。 さらにバスを乗り継ぎ北九州市と福岡市の中間に位置する飯塚市に向かいます。 間違えてバイパスを通らない停留所の多いバスに乗ってしまい博多駅前から約2時間かけて やっと飯塚市に到着。さらにタクシーに乗って到着したのが「酒のみなとや飯塚本店」。 |
湊谷さんとはちょうど1年ほど前 にお取引のご依頼をお受けしてからのお付き合い。 筑豊地区でカーヴドリラックスのワインをビシバシ販売いただいております。 |
湊谷店長は数年前からワイン の魅力にとりつかれたそうで、 その品揃え、ディスプレイも 素晴らしいものがあります。 (手造りのワインラック) 前日のお電話での突然の訪問 でしたが大歓迎をしていただ き、二人でしばし熱くワイン 談義をいたしました。 (またやっちゃいました。) 美人の奥様が パンゴリンとベルクールの 試飲販売をして下さっており ました。 お気遣い感謝であります。 |
本日のメーンイベント は大濠公園の名フレン チ「花の木」で行われ る「和飲クラブ」創立 2周年パーティーです。 「和飲クラブ」はイン ターネット上のワイン 愛好家のあつまり。 会員は 鬼のなかの鬼のような 「いっちゃった」人ば かり。 オフ会は 「いっちゃった」人が それぞれ意地をかけた ワインを持ち寄ります (PG2001年11月17 日後編に第一回オフ会 の模様) それはそれは恐ろしい ワイン会です。 第一回神戸、第二回松 山で第三回の今回は博 多での開催。 ワタシは普段は書き込 みはおろかROMもさ ぼっている幽霊会員な のですが、今回もお誘 いをいただきました。 |
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きょうのテーマはブルゴーニュです。 サービスの担当は九州NO.1ソムリエの黒木昭博さん。 |
黒木さんは、全日本最優秀ソムリエ決勝大会の常連で、昨年はポメリースカラシップ準優勝 の日本を代表するソムリエさん。 なんと、おとといのワタシのセミナーに参加いただいておりました。 |
(手前中央の人) 全然気がつかずに失礼いたしました。でも気がつかなくて幸せでした。超ヤバヤバです。 |
さて会場には約25名の鬼達が全国から終結。( 写真中央 松山の鬼) もっとも遠くの鬼さんは旭川からご来場。 気温差30度とのことです。 |
で、ワインですが、こんな感じ。
ブルゴーニュの鬼のボトルが並びます。 なぜか1本イタリアワインがありますが趣旨をよく理解して いないワタシのワインです。 1本目 ルイロデレール 1983 ジェロボアム(これウエルカム) 以下 1杯目 コシュデュリ ムルソー 1990 2杯目 ルフレーヴ シュヴァリエモンラッシェ 1986 3杯目 ルイラトゥール コルトンシャルルマーニュ 1967 若い! 4杯目 マルキドラギッシュ モンラッシェ 1978 5杯目 テヴナン(?誰も知らない) モンラッシェ 1978 6杯目 デュジャック モレサンドニ MG 1985 7杯目 アンリジャイエ ヴォーヌロマネ MG 1992 8杯目 デュガPY ジュヴレシャンベルタン 1992 9杯目 ミシェルヴォーリック ロマネサンヴィヴァン 1987 10杯目 オスピスドボーヌ マジシャンベルタン MG 1983 11杯目 プリューレロック クロドヴージョ 1996 12杯目 DRC ラターシュ 1988 13杯目 アンジェロガヤ バルバレスコ コスタルッシ MG 1979 14杯目 ヴォギュエ ミュジニー 1976 15杯目 アンリジャイエ エシェゾー 1984 16杯目 謎の涙目 ポマール 1957 17杯目 謎の涙目 ジュヴレシャンベルタン 1959 |
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とんでもないですね。順番は違うかもしれません。 メモを二次会の会場に忘れてしまったので、もしかすると飲んでないグラスもあるかもしれません。 このさい個別のワインの評価は控えさせていただきますが、さすがは黒木さん。 これらのとんでもないワインをほぼ一人で完璧にフルサービスされました。まさに鬼退治であります。 これだけのワインをこれだけの人数(鬼数)に完璧にサービスできるであろうソムリエは、ワタシには そう多くは思い浮かびません。 |
さらに2次会に突入。 2次会の会場はなんとおとといお邪魔した小川さんのクッキンへ再び。 まだまだいろいろワインがあってもう記憶がさだかでありませんが、そんな中でバッチリと目がさめる ワインが2本登場です。 松山の鬼「おたく先生」の秘蔵品。 |
ラミッション オーブリオン 1953 1953年ものは生まれて初めて飲みます。 昭和28年です。 この年になると自分よりも年上のワイン はそうそう飲めるものではありませんね。 で、これが抜群においしいのです。 豊潤で溢れるような甘い果実味が複雑に なめらかにえもゆえぬ複雑で官能的な香 りとともに舌と喉を通り抜けます。 なんっともいえぬエッチな味わいです。 これはメモリアルワインになりました。 |
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もう1本 シャトーラトゥール 1929 (258) え、なにこれ? 有名なシャトーラトゥールと思いきやポーヤックではなく ポムロールですよ。 ポムロール プルミエール グランクリュとラベルに堂々と 書いてあります。 なんじゃ、こりゃ? おたく先生がロンドン・サザビーオークションで落とした そうです。ラベルは出荷時に張り替えられたものらしい。 いまはもう存在しないシャトーだそうです。 ポムロールのラトゥールといえばラトゥールアポムロール となんか関係があるのでしょうか? で、これもメモリアルワイン。 複雑でしなやかな若い果実味、甘味がたっぷりです。 ボルドーの古酒として極めてよい状態です。 いやはや本当に参りました。降参です。 |
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こんなワインも飲みました。 レグリーズ・クリネ 1955。 これは、あまり記憶 がありません。 たしか飲んだはずです。 |
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